エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ぶらっと寄り道話

多様が可能性を生む

久しぶりに気分転換です。

私は主婦生活をしていますので,家族以外の方と直接話す機会がものすごく少ないです。

長男と二男以外と話さずに終える日もあります。

これまでの日常は30人ほどの子どもたちに囲まれて6時間授業を行い,一緒に給食を食べ,掃除をし,放課後は同僚の先生方と会議をし,放課後はサッカーの指導をする。

そんな生活でした。

喉がかれることは普通でした。

コロナ禍で人との会話を遠慮しがちな世の中ですが,今の私は人との会話に飢えています。

昨晩は子どもたちのサッカーの関係で何年も懇意にしていただいている方と久しぶりにお会いしたので,ずっと話を聞いていただきました。

あれも話したい。これも話したい。

本来的におしゃべりな性分なので話し出したら止まりません。

相手からしたらいい迷惑かもしれませんが,付き合っていただいて感謝しかありません。

だから私は社会との繋がりが減ってしまわないようにSNSを積極的に始めました。

自分の現状や感じていること,これまでの自分の生き方等を発信することを通して,社会との繋がりを継続しているつもりです。

私はSNSを始めて驚いたことがあります。

これまでは職業柄もあり積極的にしてこなかったSNSですが,使い方によってはとても可能性があるツールだと言うことが分かりました。

SNSのマイナス部分よりもプラスの部分の方がはるかに多かったのです。

炎上とか言う言葉に正直ビビっていました。

今更と思うかもしれませんが,もし先生を続けていたら退職するまでそのことに気づかなかったわけですから,人生は分からないものです。

とくにTwitterでは本名を名乗っていない限りその方が何者かはその方が発信している文章からしかわかりませんが,国籍や居住地,性別,年齢等の垣根を越えてつながることができ,共通の話題で情報交換がリアルタイムでできます。

当然,それらの情報が自分にとって有益かどうかは自分が決めることなのですが,こちらがオープンマインドになれば不特定多数の方が手を差し伸べてくれます。

個人の考え方や生き方は多様なのであくまで私見なのですが,現在の私の生き方にはとても効果的なツールになっています。

「知らないことを知る喜び。」

「知りたくないことを知る悲しみ。」

どちらもありますが私は圧倒的に前者です。

それだけ人間的に成長したのか,情報に鈍感になったのか…。

結局のところ,人はどれだけ自分の動き,相手と出会い,直接話し合ったかが大事だと言う思いは変わりません。

でも,事情によっては自分で動けなかったり,相手に会えなかったり,直接話し合えないこともありますので,自分自身が自分の杓子定規をどれだけ広げられるかが大切なのだと思います。

世界は多様であるからこそ可能性は無限にある。

そのことに気づけただけでも私が選んだ生き方は私に幸せをもたらしました。

しかし・・・・

この生き方の最大の問題は経済的な問題です。

生きるための最低限の収入をどのように確保すればいいのか。

やはり先生に戻るべきなのか?

今のところ確かな答えが見つかりません。

答えを見つける期限は,奈良クラブ新拠点が完成し,息子たちが自転車でグランドまで通えるようになる1月末。

その時までもう少し寄り道をしながら悩みます。