エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
勝手に「ナラディーア」日記

1月19日(木)「サッカーは生涯の楽しみ」

昨晩は二男がナラディーアでトレーニングでした。

長男は山梨時代からの友人とナラディーアで待ち合わせをして,ボードのある場所でエンジョイサッカーを楽しみました。

これまでは柏木公園と奈良フットボールセンターでの練習でしたので,このようなことはできませんでした。

だから長男は嬉しくて仕方がありません。

山梨時代からの友人は1月からユースに加入したのですが,中学から海外挑戦したりするような生粋のサッカーマンです。

それもゴリゴリ勝負タイプ。

長男は彼の加入を待ち望んでいました。

ナラディーアにはサッカーゴールがペイントされたボードがあり,そこにはキックターゲットができるように番号が書かれています。

なので私も入り,止まったボールを右足と左足で,転がってくるボールを右足と左足で,ワンバウンドのボールを右足のボレーで各番号を狙いました。

結果,ポイントでは私の勝ち(^^)v

対人なら間違いなく完敗ですが,これだったらまだまだ戦えることを証明しましたね。

でも3人で蹴り方をうんちくしたり,外した相手を煽ったり,笑顔が絶えない時間になりました。

その後は1対1+フリーマン(私)でライン突破の勝負をしました。

1対1だとサッカーから離れすぎるのでワンタッチのフリーマンをつけ,ワンツーでゴールラインを超えてパスを受けることができても1点にしました。

ディフェンスはクリアでも攻撃と交代でき,奪えたらカウンターで逆側のゴールラインを突破できたら2点というルールにしました。

その場合も当然フリーマンは使えます。

結果は最初優勢だった長男に対して,カウンターを仕掛けて逆転した友人がそのまま逃げ切るという形で勝利。

友人はワンツーをされた際にフリーマン食いつかずに,そのままマークを観て対応することでフリーマンからの背後へのパスへの対応が上手く,ぎりぎりで体を投げ出してクリアしていました。

また彼は最初の一歩が速く,一気にスピードアップしていました。

長男が

「あいつ,最初が速いわ。」

と感心していました。

一方長男はボディフェイントやダブルタッチを使いながら縦ドンを仕掛けたりして終始楽しそうでした。

特にディフェンスで相手を腕で止めることができたときは,

「あ,これやな。つかんだわ。」

と言って,

「やっぱりあいつとやるとバチバチになるから楽しいわ。」

と上機嫌です。

お互いが勝利に対して意地を張り,じゃんけんでも真剣勝負で,声を張り上げながら喜怒哀楽を表現していました。

私はフリーマンだけでしたが,高校生になった彼らの成長と幼さを楽しみながら,何回かは最高のワンツーを決めてやりました。

サッカーは生涯の楽しみ。

子どもも大人もずっとサッカーに関われる。

ナラディーアができたことでそんな気持ちになれました。

帰り道,練習を終えた二男と長男が自転車で坂道を下っていきます。

その姿を眺めながら「こんな未来が来るとは思っていなかった」と感慨深くなりました。

ここに三男がいたらもっと嬉しいのですがそれも人生いろいろです。

それぞれの場所で丁寧に,一生懸命,思いやりを持って生きる。

きっとそれが大事なんだと思います。