エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ガチンコ子育て話

情熱のある人生を

DAZNでポルトガルリーグのベンフィカ・リスボン対スポルティングCPを観ています。

https://www.youtube.com/watch?v=agHiYnAoSE8&t=13s

まだ前半なのですが熱い熱い。

細かな戦術以上に意地の張り合い。

球際の激しさはすさまじく,トランジションの応酬。

ではこれはサッカーではないのでしょうか。

私はこれもサッカーだと思います。

ホームの観客は歌を歌い続けて選手を鼓舞し,プレーの一挙手一投足に歓声を上げる。

45分何てあっという間。

眠たいなんてありえない。

これぞエンターテインメントであり,観客はこれが観たくて,この雰囲気を味わいたくて,チケット代を払い,交通費を払い,余暇の時間を使い,この場所に来ているのです。

選手たちはこの雰囲気で燃えないわけがない。

戦わないわけがない。

どんなにきれいごとを言っても,勝ったら嬉しいし,負けたら悔しい。

それはプロの世界でなくても同じで,それがサッカーの醍醐味であり,魅力だと思います。

なぜそんなこと言うかというと,二男のプレーを観ているとその情熱を感じないからです。

きっと二男はその素晴らしさや高揚感を知らないのです。

それってすごくもったいない。

たとえ私にサッカーをやらされたとはいえど,せっかくサッカーというスポーツをしているんだから,このスポーツで仲間と一体になって興奮してほしい。

この試合のように。

そうすれば何のために練習をしているのかもわかるし,何のための奈良に来たのかもわかると思うのです。

私の子育ては未熟すぎるほど未熟で後悔してもきりがありません。

私のせいで二男がこうなったのも分かります。

でもだからと言って私は二男の人生を代わりに生きてやれません。

だからサッカーの力を借りたい。

人生は一度きり。

情熱のある人生を。

サッカーはそれが学べる素晴らしいスポーツです。