エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ガチンコ子育て話

変わり目

昨日は二男のマッシモリーグというリーグを観戦しました。

相手はMIOびわこ滋賀U14さん。

場所は滋賀県野洲市にある希望ヶ丘文化公園内の球技場です。

https://www.kiboupark-shiga.or.jp/

とてもきれいな人工芝のグランドでした。

ここはとても大きな公園でキレイに芝生が敷かれていてアスレチックがあったり,伽球場や体育館などのスポーツ施設が集まっています。

初めて行ったのですが,とても気持ちの良い公園でした。

二男は30分3本というレギュレーションのなかで1本目と3本目に左SBとして出場しました。

ボールが逆サイドにあるときの絞りが遅いことや同サイドのCBがボールを持っている時のサポートの距離が遠いことは相変わらずでした。

しかし,今日の二男はいつもよりアグレッシブで,仲間のプレーを激励したり,ボール保持者の名前を呼んで自分へのパスを要求したりしていました。

特に3本目はこぼれたボールをダイレクトでシュートしたり,浮き球でスルーパスを出そうとしたり,逆サイドのウイングを狙ってセンタリングを上げたりしていました。

なぜいつもよりアグレッシブに見えたのかというと,前日のチームの面談が影響しているからです。

二男はチームの面談でコーチの目が点になる回答をしていました。

簡単に言えば,サッカーチームの面談なのに「サッカーが本当にやりたいことではない」と言う回答をしたのです。

素直と言えば素直ですが,これが二男がイマイチサッカーで人生が明るくなっていかない原因です。

つまり二男のサッカーは私にやらされてきたサッカーなのです。

だから本当はそこまでサッカーがしたいわけではないのです。

私は,自分の子育てを反省しました。

というかもともと反省していたのですがもっともっと反省しました。

なので,この日の二男には自宅の最寄駅からチームバスの待ち合わせ場所まで自分で行かせたのです。

別に送っていけたのですが,

「本気でサッカーをしている子の中に二男みたいな考えの子がいたら,本気の子がかわいそうやよな。そりゃチームも勝てやんと思う。だから今日は心の引退をしておいで。やらされてサッカーをするのか自分からサッカーをするのかを自分で決めな。転校してまで奈良に来たんやから、それだけでも二男はよく頑張ったと思う。これからは自分がやりたいことをやれば良い。」

と言って二男に任せたのです。

二男はチームの仲間に連絡をして,途中の駅で合流し,電車を乗り継いでいきました。

実家は日常的に電車を利用するような立地ではないので,長男と二男は奈良に来てから電車を利用するようになりました。

そう考えると自分で電車に乗って行けるようになっただけでもすごい社会性の成長なんです。

試合後の二男に,

「車に乗ってくか?」

と聞きました。

二男は

「バスでみんなと試合の話をしていくからいいわ。」

と答えました。

アパートに戻った二男に,

「みんなとどんな話をしたん?」

と尋ねると二男は

「ディフェンス陣でサポートの仕方の話をした。」

と言っていました。

私が,

「サッカーはやるん?」

と聞くと二男は,

「やる。」

と答えました。

私と長男はしばらく傍観することに決めました。

人ってそんなにすぐに習慣は変わらないと思います。

でも習慣を変えようとしないと変わらないのも事実です。

今は二男の変わり目。

実は長男も変わり目。

同じタイミングで「丁寧」「一生懸命」「思いやり」に取り組みだしました。

あ,ちなみに試合は負けました。

MIOびわこ滋賀U14さんはとてもアグレッシブなプレースタイルでレイオフを使った前進に特徴のある好チームでした。

これぐらいのチーム相手にボールがにぎれるようになりたいですね。

ただし今日の問題はすごく寒かったことです。

時折粉雪が舞っていました…。

次回はカイロが必要です(>_<)