エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ぶらっと寄り道話

何となく綴ってみた子育て話

現役の子育てってとにかく必死なので,その場その場を感情的に突き抜けているだけです。

たくさん叱ったし,たくさんケンカしたし,今も感情のぶつかりあいの連続です。

逃げ場がないから,とにかく辛いことが多く,自分の情けなさや未熟さと嫌でも向き合わなければいけません。

だからたまに脱走しています。

でも親ってすごい力を持っていて,子どもが大勢いてもすぐに我が子を見つけられますし,子どもが痛い思いしていたら自分も同じように痛くなるし,喜んでいたら同じように嬉しくなります。

子育ては大変なことだけじゃなくて,親になって良かったと思うことの方が多いです。

きっとそれは子育て真っ最中の親も同意見なのではないでしょうか。

 

しかしながら私はとんでもない親だと自覚しています。

息子達がサッカーを始めてからは特にそうです。

毎日のグランドへの送迎だけじゃなく,サッカーサービスキャンプで正月から大阪に行ったり,セレクションで全国を回ったりしました。

バルサ奈良が始まってからは毎週奈良県に通いました。

それを4年続けました。

長男とスペインにも行きました。

長男が山梨で寮生活を始めたので,二男と三男を山梨県のジュニアチームに入れました。

朝2時から山梨県の試合に間に合うように運転しました。

はたから見たら,もうめちゃくちゃです。

ついには奈良県まで引っ越してしまいました。

 

ホントに家族には申し訳ないですし感謝しています。

これで報われなかったらどうしよう。

なんて思うときもあるのですが,三兄弟は元気にしていてくれますし,サッカーもそれなりに続けてくれていますから有難い限りです。

現在の私は無職で主夫です。

たった1円であっても勿体ないなと思う生き方をしています。

子ども達には不憫な思いをさせたくはないですが,子ども達と一緒に,勿体ないとか家事の難しさとか人の繋がりに感謝するとか,生きているだけで素晴らしいと思える生き方になっているのかなと思います。

 

今週はインフルエンザで息子達が全滅。

私はずっと看病をしていました。

「これでパパまで倒れたら,お前ら終わりやな。」

と言っていたのですが,私はどうやらかなり逞しいようです。

ずっと元気でした。

「パパはすげえな。」

と息子達は言っていました。

パパの存在の価値を示すチャンスだったのにちょっと残念でしたね。

 

三男が小学校を卒業して中1になります。

二男は中3になって受験生です。

長男は通信制の高校でいったいどうなってしまうのか分かりません。

これまでの私の常識を壊さないと今の生活は受け入れられません。

地元の中学に行き,高校に行き,大学で親元を離れて,地元に戻って就職。

そんな常識が我が家には通用しません。

長男は山梨県の公立中学校に通いました。

二男は中2から奈良県の中学生になりました。

三男はそのまま地元の中学生になります。

いったいこの先どうなっていくのか予想も出来ません。

分かっていることは,その時その時に決断するしかないと言うことです。

決して行き当たりばったりと言うわけではなく,本質を突き詰めていったらこのような生き方になっただけです。

だからいつも勝負です。

すっごい疲れますが,すっごい本気になれます。

それはそれで良い人生なのかもしれませんね。

 

以上,今日はだらだらと自分の子育てのことを綴ってみました。

振り返ってみるとやっぱりむちゃくちゃですね(>_<)