エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
サッカー愛にあふれたうんちく話

無邪気に全力を出せるメンタル

職場復帰したことで予想通りブログの更新は難しくなりそうです。

そんな中でも得意のうんちくは続けたいので出来るだけ簡潔に綴っていきます。

今日は長男のメンタル面の成長についてです。

 

先週末にU18奈良県2部リーグが開幕しました。

奈良クラブユースは新入団選手が20数名加入したことで,公式戦ユニフォームがこれまでの固定番号から,試合ごとに登録メンバーに番号が振り分けられることになりました。

長男はこの試合は10番でした。

長男が公式戦で10番をつけていたのはサッカーを始めた頃のみです。

だから何とも新鮮でした。

そんな長男はある課題に取り組んでいます。

それが「ゴールを観る」です。

小学校の頃はゴールが見えたらどんなに遠くても迷いなくシュートを撃つ選手でした。

それがイニエスタ選手に憧れて8番をつけるようになってからは,サッカーは100万倍上手になりましたが,シュートを最優先にしなくなりました。

それはそれで成長の過程としては大事なのですが,観ている側からすると物足りません。

試合の結果は4対0で勝利し,長男も1得点しました。

最近目標のしているガビ選手のように,アグレッシブなボール奪取から1人かわしてのゴールでした。

獣のようなボール奪取と流れるように相手をかわしたプレーはなかなかの好プレーでした。

 

でも私が特に気にいったプレーはそれではありません。

長男は後半にセンターサークル付近からロングシュートを2本撃ったのです。

どちらのシュートも残念なほどのキックミスでした。

それでもゴールキーパーが前に出てきていたのを確認すると迷いなく撃っていました。

私は

「お!ついに撃ったな。」

と思いました。

10番をつけた長男がロングシュートを撃つ姿は,まるで子どもの頃の姿と重なります。

 

奈良に来て長男はずっと子どもの頃の自分と今の自分を比べて悩んでいました。

1年間悩み続けてようやく光が見えてきました。

夢見る子どもが青春時代の葛藤を経て大人になる感じです。

メッシ選手は何歳なっても無邪気に全力でサッカーを楽しみます。

長男も子どもの頃に憧れたメッシ選手のように,どんな状況でもサッカーを楽しめるメンタルになったのなら嬉しいですね。

 

二男は…まだまだ迷走中です(>_<)

いったいどこに向かって行くんだあ??