エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
サッカー愛にあふれたうんちく話

戦術的にサッカーを観る

丁寧に文章を考えている時間が無いので簡潔に投稿します。

CL準決勝2nd Legでマンチェスター・シティー(以降マンC)がレアルマドリード(以降レアル)に快勝しました。

観始めた瞬間から明らかにマンCの優位が確認できました。

特に右ウイングのベルナルド・シウバ選手は必ず数的優位になっていましたし,ボランチのロドリ選手が常に高い位置でフリーになっていました。

この様子を観た長男はすぐにその理由に気づきました。

それは1st Legのときのインサイドハーフの立ち位置と2nd Legの際の立ち位置の違いです。

「2nd Legの方がデブライネらギュンドアンの位置が高いよな。1st Legのときはもっと低かった。」

「こうなるとCBがインサイドハーフを観なきゃいけなくなるから,落ちてきたハーランドがフリーになるし,ベルナルドのカバーにCBが行くとデブライネがフリーになる。」

長男はそう話しました。

試合後にグアルディオラ監督もインタビューで長男と同じことを言ったそうです。

これこそ私が育成年代に学ばせたいサッカーの見方です。

どんなにフィジカルが強くても,どんなにボール扱いが上手くても,その強さや上手さを無に出来る戦術があるということです。

私は長男の戦術的な見方のレベルの高さに感心しつつ,ようやくこのレベルまで来たと嬉しく思いました。

後はあのような舞台であっても堂々とプレー出来るメンタルに鍛えていくだけです。

まずは奈良クラブユースで常に120%の力を出して,情熱的かつ創造的にプレーし続けることを習慣にしていきたいですね。