エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ぶらっと寄り道話

幸せはなぜか重なる

今日は嬉しいことが重なりました。

一つ目は元チームメイトが息子を連れてナラまで来てくれたことです。

彼は私が現役生活の終盤にチームに加入してくれました。

スカウトするために当時の監督と一緒に面接をしたことを今でも覚えています。

あれから約20年弱。

お互い老けましたね。

一緒に東海リーグ昇格の瞬間を味わった同志なので会うと一瞬であの頃に戻ります。

ナラディーアで待ち合わせをしました。

奈良クラブのコーチに彼の大学時代の先輩がいることもあり,昔話や近況報告に花を咲かせることが出来ました。

まさか奈良でこんな時間が過ごせるとは夢に思いませんでした。

息子は元所属チームのジュニアチームに所属しています。

奈良クラブアカデミーには長男を含めてこのジュニアチーム所属の選手が4名います。

縁しかありませんね。

今日は彼の息子に将来の自分を少しでも考える機会になれば良いと思います。

 

二つ目は昔の教え子が私に連絡をしてくれたことです。

彼女を担任したのは小学校6年生の時です。

その年は長男が山梨県で寮生活を始めた年で,私の精神状態は非常に不安定でした。

なおかつ,子どもたちはもっと出来る力があるのにどこか人任せな状態でした。

そんなわけで私はとても難しい1年を過ごしました。

子どもたちには本当に申し訳ないです。

そんな私に連絡をしてくれた彼女には感謝しかありません。

彼女は私のブログに影響を受けてブログを始めたと教えてくれました。

なんて有難い言葉。

専業主婦になり,社会から取り残された気持ちに鳴っていた私を支えたのはブログや旧ツイッターなどのSNSでした。

SNSが持つ社会的な問題は否定できません。

でも私はSNSに救われました。

自分の言葉が誰かの人生に役に立っていることを実感できました。

今回もそうです。

彼女のブログの文章は当時と変わらず芯があり,拘っていて,何より優しい文章でした。

そんな文章を当時の彼女の様子を思い浮かべながら読みました。

私は教師として本当にたいしたことが無いです。

そんな私の言葉に影響を受けてくれた彼女には感謝です。

私は地元での教師生活を終えて奈良にやってきました。

そしてまた教職に戻りました。

私がここで経験してわかったことは,どこにいたって子どもは子どもだということです。

それだけに子どもに発する言葉は大切にしなければいけないと再認識しました。

 

それにしても幸せは出来たら小出しにしてほしいですね。

今日だけで終わったらもったいないですよね(>_<)