エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
気ままな試合観戦話

最後の県リーグ

新しいカテゴリーを作りました。

これからはこちらで,息子達の試合観戦を中心に「気まま」にうんちくをつぶやいて行こうと思います。

 

早速今回は長男の試合観戦をつぶやきます。

今日はU18奈良県1部リーグの初戦でした。

長男にとっては高校年代最後の公式のリーグ戦です。

 

奈良クラブユースに加入する前に一番悩んだことは,当時の奈良クラブユースが奈良県3部リーグに所属していたことでした。

県の3部リーグということは,3年間どんなに頑張ってもプリンスリーグやプレミアリーグでプレーすることは出来ないということです。

華やかな舞台でプレーする高校生を羨ましく思いながら過ごす3年間。

きっと劣等感も感じると思います。

それでもこのクラブを選んだ理由は,エコノメソッドしかありません。

私と長男は小学校からずっと学び続けてきたエコノメソッドの集大成を奈良で迎えると決めました。

 

3部リーグはクレイのグランドばかりで正直心が荒みました。

泥んこサッカーで必死になって走りました。

ナラディーアが出来たときは心から喜びました。

 

2部リーグはほとんどの試合をナラディーアで行えました。

レベル差がある試合も多かったですが,昨年度よりは試合強度が上がりましたし,何より人工芝で試合が出来る喜びが勝っていました。

 

そしてついに1部リーグです。

アメージングアカデミーの仲間がプレミアリーグやプリンスリーグでプレーしていることには少なからず羨ましさはあります。

でもこの2年間で私や長男が学んだことは,厳しい環境は人を成長させるということです。

人生はずっと上り調子ではありません。

下るときもあります。

そんなとき下を知っているか,そうでないかは感じ方が違うと思います。

私たちは下を知っています。

だからどんなに下ったとしても,そこは知っている世界なので,「はいはい。知ってますよ。また上がればいいんでしょう。」ぐらいのものです。

この経験は大きかったと思います。

 

さてさて,観戦話と言いながら,いつまでたっても観戦の内容が出てきませんでした。

ついつい思いがあふれてしまいました。

すみません。

 

長男の初戦は昨年度2位の山辺高校でした。

このブログは決して誰かを傷つけるものにしたくないので,出来るだけ気をつけますが,それでもやっぱり気になることがあったので呟きます。

それは

「子は親の鏡」

です。

「選手は監督やコーチの鏡」

です。

監督やコーチがベンチから相手チームの選手や審判にひどい言葉を発していたら,選手達も間違いなく同じような言葉を発します。

今日は試合内容よりもそんな心無い言葉の多さに気持ちがなえました。

選手たちが熱くなって,若気の至りをすることは有るでしょう。

それを諫めたり諭したり,導いたりするのが監督でありコーチであると思います。

それなのに彼らが先陣を切って相手に文句を言ったり,審判にクレームを入れたりしていたら,試合が荒れるに決まっています。

私たち大人は,子どもに観られていることを自覚して,思いやりと節度のあるのある行動をすべきだと自らを律しましょう。

 

今日の長男はフル出場しましたが,残念ながらノルマを達成できませんでした。

それでも課題に向けてひたむきな姿勢は見せてくれました。

前半に見せた中央突破やFKは期待しているものにかなり近かったです。

後半のデスマルケもそうです。

きっとサッカーの神様が「まだ早い。もう少し。」と言っているのだと思います。

普段の練習からもっと強気にゴールを目指していけば,きっと近いうちに課題は達成するでしょう。

今日出来ないことは明日も出来ない。

そんなことはありません。

出来なかったということは,出来るためにチャレンジした結果だということです。

このチャレンジが大切です。

あとは出来なかった理由を明確にして,出来るまでやり続けるだけだと思います。

長男にとっては間違いなくゴールです。

さあ,よく食べて,よく寝て,次節の奈良育英高校戦に備えましょう。

健康だから全力でプレーできるのです。

バモス長男!!