エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
(仮の題名)「サッカーが大好きな国でプレーするまでの話」

ボールと遊ぶ

ボールと遊ぶ

長男が生まれたとき、私は地元の社会人チームでプレーをしていました。そのチームは私と仲間で「県で優勝するチームを作ろう」と大学卒業のタイミングで0から立ち上げたチームでした。紆余曲折がありましたが、何とか県1部リーグで優勝することが出来ました。チームの更なる発展のために地元の企業にスポンサーになってもらい、「Road to JFL」を掲げて、地域を巻き込んで盛り上げている最中でした。サッカー経験がパッとしなかった私は、初めて経験するスポーツの華やかさにかなり浮かれていました。それでもこの経験のおかげでプロスポーツとしてのサッカーを意識することになったので人生に無駄なことは無いと思います。

長男は必然的にサッカーに触れることになりました。グランドに連れて行って遊ばせたり、大人のミニゲームに参加させたりしていました。長男にはその様子がキラキラとまぶしく映ったのでしょう。自宅でも嬉々としてボールを蹴るようになりました。ボールと遊ぶ。そんな感じでした。

まだ競技としてのサッカーではなく、ボールに触れるのがただただ楽しいという感じでした。私は室内遊び用におもちゃのゴールをプレゼントしました。長男はよっぽど嬉しかったのでしょう。シュートを撃ちまくって、あっという間に破壊してしまいました。

そこでスポーツ量販店で屋外用のミニゴールを買いました。長男は庭のコンクリートが敷かれている平らなところでずっとボールを蹴っていました。

私が長男の相手をするときは、わざと邪魔をしてあげていました。私なりに「サッカーには相手がいる」いうことを意識させたかっただけなのですが、長男は私に邪魔をされるので、私をかわす様にボールを運んだり、シュートをしたりして楽しんでいました。

本当にそれだけで十分だった時期です。

 

次回は「幼稚園のサッカークラブに入部する」です。