エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
(仮の題名)「サッカーが大好きな国でプレーするまでの話」

左ウイングになる

左ウイングになる

内野さんが監督になって初采配が県リーグ最大のライバルである奈良育英高校でした。

長男はいつも通りのインサイドハーフで出場しましたが,要警戒の長男には高い位置でボールは入りません。それどころか,相手のプレスに対して外側のみでボールが動くだけで,中にボールを差し込むことが出来ません。

先に失点してしまった奈良クラブユースは長男を左ウイングに配置しました。実はこの戦術は過去のヴィッセル神戸とのトレマでも試されましたが,DFを助ける緊急時のサポートやビルドアップの一員になることが難しくて,それっきりになっていました。

後半は相手陣地内で長男にボールが入るようになり,優位にボールを握られるようになりました。同点に追いつきはしましたが,逆転するには至らずに,ライバル相手に敗戦してしまいました。県内での公式戦連勝記録もここで途絶えました。

この試合を観る限りでは選手起用やチーム戦術に監督交代の影響が出ていることは明確でした。良いか悪いかではなく,合うか合わないか。理解出来るか出来ないか。そんな感じです。長男は左ウイングに適応して見せました。子どもの頃に憧れたネイマール選手と同じポジションで,長男の好きなドリブルを解放できることは,自身の進化にとっては好都合でもありました。しかし,左サイドに固定して幅と深さをとる事が求められるので,好守にわたって逆サイドのプレイに直接的に関わることが難しくなり,孤立することも増えていきました。

この試合を機に,これまでのエコノメソッドのチーム戦術から,内野さんの戦術へと徐々にシフトチェンジして行き,適応出来る選手と苦しむ選手に分かれていきました。プリンスリーグ昇格戦の約3か月前です。トップチーム同様でユースもそれなりに緊急事態になりました。

 

次回は「県1部リーグ優勝と一抹の不安」です。