エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
スポーツ選手育成節約メシ話

バランスを考えたゆるく楽しい食事

大切なことはバランス

私は共働きの両親のもとで育ちました。実家の敷地には父方の母屋がありそこには祖父母が生活していました。私は離れに両親と姉と妹と五人で暮らしていました。

祖父母は兼業農家でした。幼い頃の私は祖父母の農作業を手伝っていました。

子どもあるあるかもしれませんが、季節の野菜に困ることはない幼少期でしたが、豊富にある野菜が嫌で嫌で仕方ありませんでした。茄子のステーキなんで最悪の冗談でした。今なら最高の贅沢なのですが、当時はまったく違いました。

しかしながら、季節の野菜が食卓に並ぶ毎日を過ごした私は当然のように健康に育ちました。今の私は好き嫌いがほとんど無く、何でも美味しく食べられる幸せ人間です。

この事から好き嫌いは発達段階によっては多少あっても、成長期に季節の食材をバランスよく食べると健康になるという仮説が立てられます。

多感な時期の食事には見守りが必要

長男と二男が奈良で生活することになり、一番大切にしたいことが食事でした。

実は長男は一人で学生会館で生活する可能性がありました。私が問題に感じたところは「一人」というところです。まさに大切な成長期です。多感な高校生が激しい練習をしながら一人暮らしをすればきっと食のバランスは徐々に崩れていくことは想定できます。

「忙しいから惣菜パンですまそう。」

「めんどくさいからコンビニ弁当で。」

「夜食にスナック菓子を買ってこよう。」

きっとこうなります。間違いなくこうなります。兼業農家で育ち,成長期を豊富な季節の食べ物を食しながら過ごした私からしたらあり得ません。ましてや長男と二男はプロサッカー選手を目指しているわけですからもってのほかです。

料理の教科書はレシピ本とインターネット

とはいえ現在無職かつ無収入の私です。私の両親や妻のサポートがあったとしても節約は必須です。

私は栄養士ではありません。調理師でもありません。教師時代も家庭科をたまに担当するぐらいです。

大学時代は一人暮らしをしていましたから男飯ぐらいの料理の経験はあります。栄養素の知識も多少はあります。

ただし,3食の栄養のバランスを考えて子どもたちに食べさせてきた経験は当然ありません。

だから奈良での私の料理の教科書はアスリート向けレシピ本とクックパッドなどのネットになってしまいます。

私はこれらをフル活用してやろうと決めました。

食事がストレスにならないように

私は食事は楽しいものであってほしいと思っています。

私が勤めてきた小学校では給食にカレーが出るとみんな大喜び。おかわりが欲しくて目をキラキラさせて並びます。私まで楽しくなります。

スポーツ選手と言えば食べることもトレーニングで,栄養素や量を気にしながら食べる印象があります。確かに大事なことです。

でも,ストレスが多いスポーツ選手だからこそ食事ぐらいストレスを減らしてあげたいと思うのです。当然,偏った栄養素の食事を過剰に摂取することはもってのほかですが,多少は目をつぶることも大切だと思うのです。

子どもたちが練習や試合への活力になる食事を目指して,私なりにこだわりながらゆるく楽しく調理していきます。

ブログで食の交流を

このブログでは新米主夫の私が作ったゆるく楽しい食事やデザートを紹介していきます。

プロスポーツ選手を目指す子どもを持つ親は世界中にいます。私のような境遇の方もいるかもしれません。

私の料理が少しでもそんな方々の参考や知恵になれば幸いだと思っています。