エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
サッカー愛にあふれたうんちく話

正確だから速い

縁があって長男は私にとって懐かしい場所でトレーニングをすることになりました。

その場所はここです。

この大学のチームとは私が現役の頃にTMで何度かお世話になりました。

若者の躍動感は半端なく,30代のおじさんには眩しく見えたことと,試合が日曜にあったの月曜日の仕事に行くことがしんどかったことをよく覚えています。

今日はその時の相手チームの監督さんに「止める・蹴る」について丁寧に指導してもらいました。

その中で特に印象的だった言葉を紹介します。

「正確だから速い」

「一生,自分が気持ち良く蹴れるポイントを見つける」

「ミスが分かる」

「ちょっとしたことで時間を縮められる」

「自分のボール」

「自分の時間」

「誰かの目につく選手になるための技術を身に付ける」

今回は個人の技術にフォーカスしているので,このような表現を使われたのだと思いますが,非常に納得のいく言葉です。

個人の「止める・蹴る」技術が正確であればあるほど,相手はボールを奪うことが困難になり,仲間は信頼して正しいポジションで待つことが出来ます。

つまり集団のプレーも速くなる。

まさに「正確だから速い」ということになります。

約2時間弱のトレーニングの中でこの意識でプレー出来る選手ほど,激しくプレスをされても焦ることなくプレーできていました。

長男はレベルが高ければ高いほど燃える性格なので,大学生に混じって楽しくプレーできていました。

この日はキャピテンの試し履きだったので余計に高いモチベーションでした。

トレーニング後はおまけのミニゲーム大会にも参加していました。

現在プロ契約をしている選手や内定をもらっている選手と一緒に,ひたすらゲームを楽しみ,汗だくになって帰ってきました。

「キャピテンは最高やわ。イニエスタになった気分。まさに俺のスパイクやな。」

と上機嫌で帰ってきました。

冬休みのオフはたっぷりと休んだので,久しぶりのトレーニングで少し疲れた様子でしたが,上々の2023年のスタートになったのではないでしょうか。

奈良クラブが初めてJ3で戦う記念すべき年です。

ユースを県1部に昇格させるというマスト以外に,トップチームにもできるだけ絡んでいけることを目指していきましょう。

「神は細部に宿る」

やっぱり間違いありませんね。