二男が志望校に無事合格しました。
勉強が苦手,嫌なことから逃げる,片付けが出来ない…。
色々と困った息子の二男。
何度も何度も大切なことを伝え続けてきたつもりでしたが,心に響いている感覚も無く,ついには瀬戸際まで追い込まれて二男が放った言葉が,
「中学校に1年生からもっと勉強をしておけばよかった。」
でした。
私からしたら
「バカ野郎。」
ですが,二男からしたらようやく身に染みたということでしょう。
ちなみにそれが受験まで残り2週間になったころでした。
もはや手遅れなのですが,それでも気付いただけ良かったのかなと思います。
二男の学力では志望校に合格することも困難だったのですが,中学校での授業態度や成績が多少上がってきていたことから,何とか推薦を頂くことが出来ました。
本当に感謝しかありません。
受験当日,私は奈良から落ち着かない時間を過ごしていました。
夕方,私に1通のラインが届きました。
なんと塾の先生が二男を励ましに奈良から三重県の高校まで駆けつけてくれたという内容でした。
何でありがたいことでしょう。
二男は8月から塾に通い出したのですが,二男があまりに至らないので,塾の先生方が何度も叱咤激励してくれていました。
きっと二男は塾の先生からも心配で仕方がない存在だったのでしょう。
二男は天性の人たらしだと思います。
家族にも学校にも塾にも愛される二男。
生活態度はただただムカつくのですが,たくさんの愛に包まれて無事に志望校に合格となりました。
私は常々,
「恩返しをしなくてはいけない。」
と二男に言い続けてきました。
一つ目の恩返しが合格と言う形でできました。
今後の恩返しは二男が高校生活で青春を謳歌することです。
人生の中でほんのひと時の煌めき。
それが青春時代です。
奈良に来た目標は達成できませんでしたが,なんとか高校に進学は出来たので,次のステージで見つけた目標を達成してほしいなと思います。
サクラ咲いた二男に乾杯!