エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
勝手に「ナラディーア」日記

7月13日(水)「黄昏時の浪漫」

締め切り間近の課題がひと段落した長男と新拠点「浪漫フィールド奈良」まで散歩に出ました。

夕暮れ前の散歩道はエアコンをつけていない室内よりも心地よく感じました。

自転車で行ったので急な登り道以外はぐいぐい進みます。

あちらこちらで住民の方々が夕涼みをしていました。

すれ違い際に「こんにちは」とあいさつをすると,「こんにちは」と笑顔で返してくれます。

三郷町はいつも素敵です。

最後の坂道を登り切り,新拠点に到着しました。

運び込まれた土砂がまんべんなく敷き詰められて,少しの小山を残してすっかり整地されていました。

今日は動画をとってみました。

 

夕暮れ時の新拠点はとても穏やかでした。

 

ちょうどホタリーナ保存会の方々が活動を終えて帰るところだったので,ご挨拶をさせていただきました。

皆さん,いつもお元気で,素敵な笑顔です。

皆さんと一緒に植えた紫陽花は新しい芽が出ていました。

長男と肥料を与えた向日葵は驚くほど大きくなっていました。

長男のことや奈良クラブのことも応援していると言ってくれました。

嬉しい限りです。

その帰り道,新拠点のそばでお散歩をされているご婦人の方に声をかけていただきました。

いつもこの時間にお散歩をされているらしく,私と長男が乗っていた自転車に見慣れない中学校のシールが貼ってあったので,気になったそうです。

私たちが奈良に来た経緯などをお話させていただいたらとても驚いてみえました。

グランドの話をさせて頂いたら,奈良新聞を愛読されているらしく,奈良クラブのことも知って見えました。

新拠点が完成したらお散歩しながら子どもたちのサッカーを観たいと言ってくれました。

私たちと出会った縁のことも日記に書き留めてくれるそうです。

恐縮ですが嬉しいです。

 

残念ながら奈良県はあの事件で傷つきました。

でも奈良クラブの新拠点は,それでも確実に完成に向けて命が吹き込まれています。

もしかしたら県民の傷を癒すことが出来る場所になれるかもしれません。

私たちは「散歩に来て,いっぱい話ができたなあ。やっぱり浪漫があるわあ。」と話しながら,黄昏時の坂道を自転車に乗って颯爽と下りました。

帰りはあっという間です。