ぶらっと寄り道します。
そもそも今の生き方が寄り道のようなものなので,この生活を4か月続けてきて感じていることを綴ります。
SNSがある生活
今回はブログやツイッターなどのSNSについてです。
SNSに積極的にチャレンジし始めて私はあることに囚われるようになりました。
それは「投稿頻度」です。
ツイッターの場合
ツイッターは文字数の制限があることが有難く,その時その瞬間に感じたことをリアルタイムに整理するのに便利だと分かりました。
1日平均2回から3回の投稿が継続できているので,私の性格に合っているSNSだと思います。
当然ツイッターのメリットとデメリットがあるでしょうが,インターネットを通して出会った方々との交流は,私にたくさんの刺激を与えてくれています。
先生時代に,子どもたちがオンラインゲームに夢中になっていることが話題になりました。
そのときのゲームは確か「フォートナイト」でした。
オンラインでつながっている仲間と一緒にゲームをする楽しさを子どもたちが興奮して語っていたことをよく覚えています。
私はオンラインでゲームをすることの危うさばかりが気になって,子どもたちの気持ちを理解してあげられませんでした。
先生を辞めてツイッターを始めてみたことで,オンラインの可能性を実感することができました。
きっと子どもたちは,学校生活では味わえない年齢や性別,国境を越えた出会いを通して,世界の広がりに興奮していたのでしょうね。
ブログの場合
一方,ブログについては「投稿頻度」を高めていくことの難しさを徐々に実感し始めています。
自分の考えをそれなりの文章で公表するには,ツイッターほど気軽にはできず,自分の中できちんと整理しないといけないからです。
一つの投稿に1時間以上費やすことがほとんどです。
「もっと短い文章で良いよ。」とアドバイスを頂いていても,ついつい文章が長くなってしまいます。
ちなみに,この寄り道投稿もすでに1000字に近くなっていますから,つくづく先生(私だけ?)は話が長くなる性分だなと思ってしまいます。
ブログは学級通信に近いものだと実感しています。
先生から学級通信が頻繁に届くときとそうでないときの差は,伝えたいことがあるときとそうでもないときの差です。
誤解があっては困るのですが,伝えたいことが無いと言うわけではありません。
あくまで優先順位の問題だと思ってください。
目の前で起こっている子どものことを最優先するのは教師として当たり前です。
だから,私は学級通信を書く頻度を1週間に1回または2回と決めていました。
すると勤務時間の中にルーティンができるので,安定して保護者の皆様に子どもたちの様子や私の考えを伝えることができていました。
だから私は「ブログの投稿は平日は1日に1回。」と決めたのでした。
でもです。
これが思っていたよりも難しいことが分かりました。
伝えたいネタがあるときはいいのですがそうでないときは困りました。
学級通信が1週間に1回から2回だったわけですから当然なのですが,主夫ならこの頻度でできると思ったのが間違いでした。
主夫は主夫でやらなきゃいけないことがあることを,主夫になって知りました。
さらに,訪問件数という数字にも囚われるようになってしまいました。
「今日は多いな。」
「今日は少ないな。」
「どうしたらたくさんの方に訪問してもらえるだろう?」
「どんな文章を書けば誰かの役に立つのか?」
そんなことを考え出したら,ブログの投稿の頻度がどんどん下がっていきました。
文章を書くのが難しくなってしまったのです。
立場が変われば感じることも変わる
これって,子どもが先生に提出する作文を書くときの心境と同じですよね。
まさかこの年齢になって子どもと同じ気持ちになろうとは。
オンラインゲームのこと作文のことなど,私は新しい人生を歩み始めたことで,これまでとは違う立場で物事を考えられる機会を手にしたわけです。
この機会をどのように人生に生かしていけばいいのか?
人生は死ぬまで学びですね…。
ちなみにこの投稿は1500字を超えています。
読む人も大変…。
相手の立場に立って短く簡潔に伝えたいことを伝える。
立場,立場,立場。
多角的,多面的。
学びは尽きません…。