週末は長男と二男のサッカーの送迎のためにブログの更新までたどり着きません。
だから今回は言い訳がましく週末の私たちの生活を紹介します(^^)v
9月10日(土)
昨日,ジュニア時代のチームメイトAが泊まりに来てくれました。
普段は長男と二男と私の生活なのでさすがに詰まります。
特に長男と二男は性格的にもぶつかりやすいので,二男はAが来てくれたことが嬉しく,歳が近い二人はずっと話していました。
寝るときも二男のテンションは高く,ワンピースの物真似をしつこくしていたらしく,いつもより朝寝坊でした。
私は初めて泊まりに来たAをもてなすというより鍛えるためにガッツリ朝食を用意しました。
ようやく起きてきた3人。
いつも通り長男は寝ぼけています。
Aは頑張って食べていました。
彼が年中の頃に私が最初に担当したのですがあの頃はよく泣いていました。
それが今は中学1年生。
逞しくなったものです。
食後は長男の試合までの時間はFCバルセロナの試合を観たり,朝ヨガをしたり,トランプをしたりしました。
長男はトランプで全敗だったので試合前にもかかわらずテンションガタ下がりでした。
さあ4人分のおにぎりを持って出発です。
長男の試合会場は県立桜井高校です。
この試合は奈良県3部リーグです。
奈良クラブユースはあと少しで2部昇格を決めるところまで来ました。
長男は,奈良クラブが育成クラブとして世界に通じる選手を育てるというビジョンに賛同して,入団を決意しました。
しかしながら県3部リーグは想定していた以上にモチベーションの維持が難しく,学校の土のグランドが当たり前,雨の中の泥んこサッカーもありました。
それでも,すでに用意された良い環境や煌びやかな舞台を選ぶのではなく,確かなメソッドがあり共創共闘の精神で歴史を作り上げるクラブを選びました。
今は苦してもこの経験が,これからも続く困難に打ち勝つ精神力の土壌になればと思っています。
長男の試合は不運なことに後半残り10分ほどで雷鳴によって中断となりました。
1時間ほど粘ったのですが鳴りやまずにルールに基づき,明日に延期となってしまいました。
試合の決着をつけるために中断したところから始めなければいけません。
ということは長男は後半から出場していたので,予定していたオフを返上して桜井高校に来ることになります。
「やばい。」
明日は二男がTMで,見事なほど時間かぶりです。
天気もサッカーの一部とはいえ意地悪すぎます。
苛立つ長男を車に乗せてAを桜井駅まで送りました。
Aは本当に逞しくなりました。
自分で実家まで帰る路線や時刻を調べて,「さよならあ!」と元気良く帰っていきました。
Aと出会って約7年。
子どもの成長はまぶしい限りです。
帰り道,あのラ・ムーを発見しました。
私たちは迷うことなく「100円たこ焼き」を購入しました。
長男は「今日はたこ焼きが旨かったことは良かった。」と機嫌を直していました。
9月11日(日)
二男のキックオフの時間が8時でした。
場所はヤナギフィールドです。
だから私は4時に起きて朝食の準備をしました。
寝起きで食べやすいように「納豆玉子かけご飯」にしました。
長男と二男は5時に起こしました。
2人は寝ぼけながら何とか完食しました。
6時前に出発。
2人は当然熟睡です。
ヤナギフィールドに到着しました。
二男を無理やり起こし,チームに合流させました。
二男はチームメイトの家族が私が迎えに行くまで預かってくれることになりました。
昨年,二男が奈良クラブに入団し,私の送迎が困難な時は何度もチームメイトの家族が助けてくれました。
県外から通う私たち家族を受け入れ,助けてくれることに感謝しかありません。
奈良クラブはそういうチームです。
私は熟睡している長男を乗せて桜井高校に向かいました。
この試合に集まったメンバーは中断した時のメンバーです。
それも10分のために再び集まったメンバーです。
試合後に長男が「みんなと仲良くなったわあ。」と言って帰ってきました。
みんな,胸にモヤモヤを抱えていましたが,それ以上に2部昇格への思いが強く,異常なほどテンションを挙げて試合に臨んでいました。
これまでの奈良クラブユースは,どこかお利こうさんで,パッションに欠けるチームでした。
それがまさかこんな形で仲間意識が高まるとは。
神様は意地悪でもあり,親切でもあります。
ようは心の持ちようと言うことでしょうね。
早々と着替えた長男を観て,チームメイトというか10分間の同志たちは「もう帰んの。はっや!!」と言って笑っていました。
帰り道,ラ・ムーで「100円たこ焼き」を二日続けて購入しました。
長男は気に入るとずっとこだわりだします。
「うっま。安定やわ。」
と喜んでいます。
ラ・ムーで買ったお土産を持って二男を迎えに行きました。
二男の試合もかなり暑かったらしく,相手よりも暑さが「やばかった。」と言っていました。
アパートに戻り,遅い目の昼ご飯を食べました。
その後は,ゆっくり過ごして,夕方から公園でストリートサッカーをしました。
長男も含めてアメージングアカデミー奈良チャレンジャーズが5人集まりました。
そこに二男と私を入れて,ロンドをしたり,一対一をしたり,ゲームをしたり,PKをしたり。
日が暮れるまで遊び続けました。
いちゃもんをつける子,ふざける子,テンションが上がる子,GKなのかFPなのか分からない子,物真似で覚醒する子,すぐを服を脱ぐ面倒くさい子…。
様々な個性が解放されるにぎやかな時間はあっという間に終わりました。
ドーミー王寺は日曜日に夕食は提供されません。
だからそこで寮生活をしている4人は自炊するか外食するかしかありません。
彼らは自炊をするというのでSEIYUまで送ってあげました。
汗だくになるまでサッカーを楽しんだ高校1年生が,日曜日に夕食を自分で買い物をして自炊をするのです。
健気です。
それでも奈良クラブに夢を見て山梨から奈良に飛び込んできたのです。
保護者の経済的な負担は小さくないはないです。
だからこそ彼らにはサッカーに夢中になっていて欲しいですし,言い訳ができない生き方をさせてあげたいと思います。
家に戻って準備してあった週末恒例のカレーライスを食べました。
就寝時,寝ころびながら私は長男と二男に色々と話をしました。
サッカーについて,人生について,好きなことについて。
いつの間にか二男は寝息を立てていました。
長男は自分の考えを聞いてほしいのでしょうね,ずっとずっと話していました。
はい,完璧な言い訳でした(‘◇’)ゞ