今日は朝からノートパソコンの機嫌が悪く,いつものルーティンでブログの投稿が出来ませんでした。
長男に昼食を用意した後,パソコンと向き合っているのですが,脳が活発に働きません。
おそらく長男と同じ量の昼食を食べたことで「睡魔」が容赦なく襲ってきたのです。
この生活になり,自分で時間割を立てられるようになったので,受け身の時間は減りましたが,そこにある刺激も減ったので,ぼんやりと時間を使ってしまうことが増えました。
休み時間と割り切ればよいのですが,二度と戻ってこない時間の使い方としては,もったいないように感じています。
そこで最近はこの休み時間を料理の下ごしらえにあてたり,身の回りの整理整頓に使っています。
これまでの私の生き方からしたら何とも優雅な時間ですよね。
というわけで(どういうわけで?)今回は心に届く名言の第2弾です。
私たちの幸福のほとんどは,その生まれ持った境遇にあるのではなく,私たち自身の心のありようで決まるのである。
マーサ・ワシントン
私が教諭時代,卒業式の祝電に何度か使っていた言葉です。
子どもたちには様々な生活背景があります。
学校に来ただけでもよく頑張ったと言われる子どももいます。
私はそんな子どもたちと何度も本気でぶつかり合いながら一緒に悩んできました。
だから自分の境遇を言い訳にしないで逞しく生きていってほしいと言う願いでこの言葉を贈っていました。
自分を信じられない者は,他人を信じることはできない。
レッツ大司教
他者を思いやる気持ちが持てないのは,自分自身を大切にできていないからです。
「あの人と比べて自分なんて…」と思う気持ちも含めて,等身大の自分を受け入れることが大切です。
自分が等身大であるように他人もまた等身大なのです。
そう自分に言い聞かせてもうすぐ50歳…,どうしよう。
明確な目標を定めたあとは執念だ。ひらめきも執念から生まれる。
安藤百福
今の私はまさに執念で奈良生活をしています。
まだひらめきは生まれていませんが目標はぶれていません。
悩んだり不安になったりするときこそ執念ですね。
タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格はない。
レイモンド・チャンドラー
子ども達と一緒に観ていた「仮面ライダーW」で仮面ライダースカルである主人公の師匠が言っていたセリフがこれでした。
私は「かっこいい!!」と思い,レイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」を読みました。
私はハードボイルドどころかイージィボイルドぐらいですが,学校で子どもたちに「強さとやさしさ」についてよく話していました。
私はすぐ影響されます(‘◇’)ゞ
本物の人格は,安楽と平穏からはつくられることはない。挑戦と失敗の苦しみの経験を通してのみ,精神は鍛えられ,夢は明確になり,希望が湧き,そして成功が手に入る。こうして初めて本物の人格ができあがるのだ。
ヘレン・ケラー
ヘレン・ケラーがいかに困難の中に希望を見出す生き方をしたのかがわかる言葉です。
一般的な人々の生活ではこのような感覚になることは少ないでしょうが,人生の岐路に立たされた時にこの言葉を思い出すと良いのではないでしょうか。
私ならつい穏やかの道を選んでしまいそうです。
つまりまだ本物の人格は出来上がっていませんね。
もうすぐ50歳なのに…。
子どもは大人の話を聞くのはとてもニガ手だが,大人のマネをするのはとても上手だ。
ジェームズ・ポールドウィン
親として反省しかないです。
教師としても反省しかないです。
どんなに素晴らしい言葉で丁寧に伝えても,そのように生きていなければ,その言葉の価値はありませんね。
食事中にスマホを触ってはいけないと言いながら新聞を読むお父さん。
気をつけましょう!
子どもたちに自分の学んだことのみを教えてはいけない。なぜなら,彼らはちがう時代に生まれているのだ。
ユダヤ教徒の言い伝え
私たちは古き良き時代を懐かしむ傾向があります。
だから「今どきの子どもたちは…。」と言って自分たちの方が優れているかのように思ってしまいます。
実は今から数千年前の時代の大人も「今どきの若者は…。」と言っていたようです。
大人はどうしても時代が変わっているということを受け入れられないのでしょうね。
アップデートしなければいけないのは大人ですね。
教えることは,2倍学ぶことである。
ジュセフ・ジュペール
耳が痛い言葉です。
学校で子どもの前に立って授業をしていると,教えなければいけないことに囚われて,子どもたちの変化を見逃しがちになります。
でもこの言葉を胸に刻むことができれば,一方的な教育から共に学ぶ教育へと変わることができます。
子どもが10学んだら指導者は20学んでいる。
指導者が成長すれば子どもが成長する。
とっても単純でとっても大切なことですね(^^)v