最近は便利です。
昔はVHSのビデオに録画していたドラマを大切に保管したり,うっかり上から録画してしまって落ち込んだり,録り忘れて友だちの話についていけなかったり。
懐かしい思い出です。
データ放送になってDVDやHDDに保存するのもかなり便利ですが,TVerやAbemaTVなどで過去のドラマが手軽に観れるのは,なんと楽なんでしょう。
わざわざレンタルで借りなくても良いですし,誰かにレンタルされていて,お預けになることもありません。
ただし,ある程度の不便さも大事かなとは思います。
なぜなら,不便だからこそ考える機会も出来るからです。
便利と不便の両方を大切にしたいですね。
ドラマ「silent」でCDが好きだというシーンがありました。
CDケースを触ったり,飾ったり,歌詞カードを読んだり。
データに比べたらかさばるのですが,やっぱり実物があるとものの確かさを感じます。
私はコレクター気質があるのでついつい集めて飾りたくなってしまいます。
いつまでもアナログ人間です。
さて,今は「Rookies」を楽しく観ています。
「Rookies」はサッカーをしている息子達には刺激的みたいで,「夢にきらめけ 明日にときめけ」という言葉には心が揺さぶられます。
熱血ヤンキードラマなので,風紀的に気になるところがありますが,それ以上に魂を揺さぶられます。
主人公の川藤先生の姿を見て,「パパも先生しているときはこんな感じやったん?」と聞いて来たりしました。
私の頃なら「金八先生」や「教師びんびん物語」かな。
いつの時代もドラマは時世の流行となり,その時代を生きた人々の生き方にきっかけを与えています。
テレビの影響力はでかいですね。
私は読書も好きですがテレビも好きです。
親の影響も多大にありますが,感受性が強い私には素晴らしい教材なのでした。
息子たちはどうでしょう。
TVerで観たドラマが人生のきっかけになっていくのでしょうか。
私たちの頃はすぐに影響を受けて真似をしていました。
例えばキン肉マンのアニメを観たらすぐに技の真似をしましたし,キャプテン翼のバー当てからオーバーヘッドキックなんかは土の上で何度も練習しました。
かめはめ波は出ませんが孫悟空がスーパーサイヤ人になったときには興奮しました。
スラムダンクはできませんが安西先生の教えは忘れていません。
長男の子どもの頃は,アンドレス・イニエスタ選手のプレーをすぐ真似ていましたし,ネイマール選手のスパイクを真似て履いていました。
我が家の三兄弟は本気で仮面ライダーになろうとしていました。
真似ることは子どもの個性です。
TVの影響を受けて,想像力を働かせながら,真似るという実践力を発揮する。
いつの時代もTVは子どもの感性を豊かにしているのでしょうね。
今回はまさに寄り道でした(>_<)