2023年度の奈良クラブのユニフォームが発表されました。
「奈良、一体」をテーマに,チームを応援するサポーターがグラフィックとして入っているデザインです。
「真っ青な空の下でチームと共に戦う熱き仲間達」
そんな感じでしょうか。
生地の柄には,たくさん円が無限につながっていく「七宝つなぎ」という模様が使われているということも「奈良,一体」をうまく表現していると思います。
七宝つなぎは正倉院に宝物にも使われている伝統的な文様で,円形が永遠に連鎖し繋がることから円満,調和,ご縁などの願いが込められているそうで,人の縁や繋がりは七宝と同等の価値があるという事も示しているんだそうです。
プロスポーツは観客あってのものです。
観客と共に戦えるチームは,順位のみで心離れることはありません。
人の縁やお繋がりを大切にしたいというクラブの思いは,きっと奈良の人々の心に届くと思います。
さて今回はユニフォームについてうんちくしてみます。
皆さんはカタールW杯でどの国のユニフォームが好きでしたか。
私が子どもの頃は,ブラジルは黄色,オランダはオレンジ色,イタリアは青色,ドイツは白色,イングランドは白色,フランスは青色,スペインは赤色,アルゼンチンは水色と白色の縦縞,ベルギーは赤色,ウルグアイは水色,日本は青色,韓国は赤色。
各国の色は分かりやすく決まっていて,お気に入りのユニフォームがありました。
それは今も変わらないと思いますが,変わらない良さと変わる良さがあるので,時代の流れに取り残されないことも大事です。
特にメーカーが変わることでユニフォームのデザインや印象も変わりますからメーカーがどこなのかも重要です。
私はアディダス社の頃のオランダとフランスが好きでした。
当時のスター選手のマルコ・ファンバステン選手とルート・フリット選手です。
ミッシェル・プラティニ選手の頃。
エリック・カントナ選手の頃は,この柄が斬新で格好良かったです。
オランダのユニフォームは私が初めて着たユニフォームなので思い入れが強くあります。
当時のACミランのオランダオリオ(ファンバステン・フリット・ライカールト)が格好良くて,それも影響を受けていました。
フランスは私が社会人チームでプレーしていた時にアウェーユニフォームとして採用していました。
プラティニが好きだったのとトリコロールカラーが格好良かったからです。
私はシンプルで美しいと勝手に思っていました。
現在のオランダとフランスはどちらもナイキになっています。
ナイキがダメというわけではなく,基本の色は同じでもかなりデザインや印象が変わりました。
カタールW杯のユニフォームです。
シンプルで格好良いです。
私は真ん中に丸があり,その中に番号がついているユニフォームは斬新で好きでした。
このユニフォームは流行りましたね。
フランスは青がずいぶん濃くなりました。
渋くて強そうですが,私的にはアディダスの頃の方が好きです。
さて長男と二男に聞きました。
長男は即答でアルゼンチンでした。
強くて格好いいそうです。
まあメッシ選手とディ・マリア選手の影響は大きいですね。
二男はウルグアイです。
スアレス選手が好きだからです。
今大会では日本代表のユニフォームが注目されていましたね。
繊細なデザインで海外でも美しいと好評だったそうです。
私はマニアックかもしれませんがこれです。
格好良すぎます。
皆さんはどうですか?
ユニフォームはその国,そのチームのアイデンティティーを表現するものです。
私は絶対にこだわるべきものだと思っています。
奈良クラブはきっと歴史と人を「繋ぐ」ことを大切にしていくクラブです。
今後のユニフォ―ムも変わらない良さと変わる良さを表現していってくれるでしょうね。