エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
サッカー愛にあふれたうんちく話

自主練「サッカーテニス」

平熱に戻った長男。

それでも本調子には戻らずにずっと寝ています。

元々よく寝る子なのですが,ここ3日間は14時間ぐらい寝ています。

でも栄養がほとんど摂れていないので体重は61kg台まで下がってしまいました。

二男は喉のいがいが以外は完全復活です。

鼻歌を歌いながらオンライン授業を受けています。

私は奇跡的に何事もなく乗り切れそうです。

歳のせいなんでしょうか?

よく分かりませんね。

 

さて今回は川井家スタイルの簡単な自主練を紹介します。

2人いればできます。

それは「サッカーテニス」です。

なーんだと思うかもしれませんが,確実に「ファーストコントロール」と「ステップ」,「駆け引き」,そして「勝者のメンタリティー」が身に着きます。

 

ルールを紹介します。

ネット型の対面のコートをマーカーなどで用意します。

最大でバドミントンのコートぐらいで良いと思います。

ネットは必要なく,

ネットの代わりにそこにボールを落としてはいけないエリアを作ります。

 

 

 

↑こんな感じです。

ラリーポイントでもサーブ権があってもいいです。

でも絶対に守るルールが2つあります。

それは,「必ず2タッチ目で相手コートに返す」ことと「自分のコートでワンバンドさせてからコントロールする」ことです。

そうすることでどんなボールが返ってきても,ボールをコントロールしないといけなくなるので,確実にコントロールの技術が向上します。

それもただコントロールするだけでなく,自分が有利になる場所にコントロールをしなくてはいけなくなります。

とても繊細なボールタッチが求められます。

さらにはワンバウンドさせなくてはいけないので,ボールがどのように跳ねるのか,ボールがどこで跳ねるのか,などを予測しながら素早くステップする必要があります。

例えば相手コートギリギリに返せたならば,相手はステップしてかなり後ろまで下がらなければいけません。

高いボールを返したらかなりボールが跳ねるのでコントロールが難しくなります。

低いボールを返したいところですが,落としてはいけないエリアが有るのでそこも考慮しないといけません。

ボールに回転をかけてコントロールを困らせたり,前後左右に揺さぶって駆け引きをしたり,様々な楽しみ方があります。

相手との接触が無いので試合翌日のコンディショニングトレーニングにも最適です。

 

我が家ではよく私と長男が対決をしていました。

昔はほとんど私が勝っていました。

長男は負けて怒っていました。

今ではいい勝負になるか,私の方が負けるぐらいになりました。

嬉しい(悔しい)成長ですね。

長男は浮き球のコントロールに自信を持っていますが,間違いなくこのサッカーテニスが影響しています。

二男と三男が加わったときは,2対2で卓球のダブルスのように交互に返したり,チーム内で必ずパスをしなければいけないルールにしたり,色々と工夫をしていました。

当時の三男はチビだったので,わざと高く跳ねるボールを返して三男の頭を越えさせていました。

三男は「ズルい」と怒っていましたがそれも駆け引きです。

長男とは,ボールを返すのは頭だけとか,蹴るのは左足のみとか,難易度を上げて楽しんでいたりもしました。

工夫はもっとできると思います。

でも気をつけなければいけないのは,これはサッカーの自主練だと言うことです。

楽しみながら試合に生きる技術やメンタルを身に付ける。

このことから外れていってはいけません。

 

このサッカーテニスは今でもします。

勝敗がはっきりするのでたまには険悪な雰囲気にもなるのですが,とても効果的な自主練ですのでぜひやってみてください。

これからも川井家スタイルの自主練を紹介していこうと思います。