今シーズンのチャンピオンズリーグはマンチェスターシティーの優勝で幕を下ろしました。
改めてサッカーは奥が深いと実感した決勝になりました。
インテルの勇敢さにも拍手を送りたいです。
本当に紙一重の勝負だったと思います。
あのヘディングがルカクに当たらなかったら。
あのヘディングがエデルソンに当たらなかったら。
私はサッカーはボールゲームだと認識しています。
いかにしてチームでボールを扱うかを競います。
ボールをたくさん扱うのか。
ボールを少なく扱うのか。
これがチームのプレーモデルに現れます。
マンチェスターシティーはまさに前者です。
そして私の好みです。
それは息子達も同じです。
なぜならグアルディオラ監督が全世界に衝撃を与えたあのFCバルセロナに魅せられたからです。
そのグアルディオラ監督が時代の流れに適応しながらもボールをたくさん扱うことから逃げずに結果を出したことが何より嬉しいです。
そんな中,いつもは早朝からの試合観戦には起きてこない二男が,この試合には起きてきました。
なんと優勝セレモニーまで観ていました。
二男は
「トロフィーを上げる瞬間がめっちゃ格好良かった。俺もあそこにいたい。」
そう言いました。
私は二男の小さな変化に胸が熱くなりました。
きっと二男は二男なりにユース昇格出来なかったことを苦しんでいます。
それでも奮い立たせて今を前向きに生きようとしています。
昨晩の二男の日記には
「ユースのセレクションに落ちました。これからは勉強をがんばります。いつかユースを見返してやりたいです。」
と書かれていました。
長男は次男に
「俺に任しとけ。絶対にぶっ潰してやる。」
と言っていました。
私は
「何を?」
と思いましたが,長男なりに二男を慰めようとしていたのでした。
素晴らしい兄弟に育ちました。
これからの二人が楽しみです。
いつかきっと。