明日は三男の13回目の誕生日。
三男が生まれるときの私は教師としての仕事が忙しくなり,幼い長男と二男の世話をすることも重なって,自身がプレーする意欲が失われている時でした。
週に数回の練習に参加することもままならず,所属チームの様々な問題にも悩まされ,疲弊していました。
私は三男が生まれたことを言い訳にして,ついに長年所属した,なんなら仲間と共に作ったチームを辞めることを決めました。
そのころはチーム名も愛着がある「ペルソナ」ではなくなっていましたので,私の中ではもはや他人のチームでした。
三重県社会人リーグの一番下のリーグから始め,紆余曲折を重ねながら,東海リーグ昇格,全国大会出場を経験できたチームを辞めることには寂しさもありました。
それでも辞めることにしたのは,これ以上仕事とサッカーと家庭をどれも成立させることが難しくなったからです。
それならば私は3人の息子の親ですから,とるのは仕事と家庭に決まっています。
三男はそんな時に生まれたのでした。
三男は言葉を話し始めるのが遅く,変なハイハイはするし,異常なまでに神経質でしたが,二人の兄の真似をしては俺様キャラで偉そうに育ちました。
昔の写真を見るとぷにぷにして可愛いですが,今はがりがりでサッカー選手とは思えないマッチ棒のような体型をしています。
子どもの成長は早く,あっという間に13年たってしまいました。
親はどうしても末っ子に甘くなってしまうらしく,兄2人からは「三男には甘いよなあ。」と嫌味を言われてしまいます。
そんな三男と離れて生活をするようになって1年半が過ぎました。
三兄弟の中でいっしょに過ごした時間が1番短い三男。
いままで生きてくれてありがとう。
この先も健康に生きてくれよ。
誕生日を一緒に祝うことは出来ないけど忘れることは無いから。
プレゼントの「ワンピース単行本」の大人買いは次に会った時に渡すわ。
奈良よりめんどうくさい親心を込めて(^^♪
パパより