エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ガチンコ子育て話

最後の海外遠征

我が家は共働きです。

有難い限りですが,決して裕福というわけではありません.

何とか3人の子どもを育てています。

 

3人とも幼稚園からサッカーをしています。

サッカーを習うことはそれなりにお金が入ります。

当初は私もプレーをしていたので余計です。

長男は小学校から中学校にかけて海外に6回行きました。

スペインに4回。

インドに1回。

シンガポールに1回。

全てサッカーの遠征です。

毎回数十万以上の費用がかかっているわけですから,合計すればなかなかの金額です。

二男と三男は海外遠征の機会はありませんでしたが,エコノメソッドキャンプやバルサアカデミーに通いました。

今でもそれが良かったかどうかなんてわかりません。

二男や三男にとっては私の拘りに振り回されただけだったのかもしれません。

そのことはすごく悩みます。

子育てには正解も無ければ順調もありませんし,いつも後悔ばかりです。

だけどいつも精一杯やるしかありません。

 

今回もその精一杯の一つです。

長男がチームの企画で海外遠征に行きました。

正直,退職してまで奈良に来た私には安い金額ではありません。

それでも長男を当然のように遠征に送り出しました。

理由は簡単。

私の拘りです。

「私が納得しているサッカーを学んでほしい。」

そのためにエコノメソッドを学んできました。

そのために長男は山梨に行きました。

そのために奈良に来ました。

長男は私の思いをよく分かっています。

家族の思いをよく理解しています。

事情も分かっています。

だから

「サッカーが大好きな国でサッカーを満喫して来る。」

と言って意気揚々と出発していきました。

今回で7回目の海外。

きっと育成年代最後の海外。

二男と三男の分も楽しんできてくれるでしょう。

 

きっと,日本中で,いや世界中で,我が家のように何とか頑張っている家族がいます。

頑張っているのは私たちだけじゃない。

だから頑張れる。

今を大切にしたその先に望んだ未来はきっとある。