エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ガチンコ子育て話

てげ幸せな宮崎旅行3日目

今日はゆっくりできる朝。
でも今日で宮崎から山口に戻る朝。
幸せと不幸せが共存する朝です。
恒例の無料朝食をたくさん食べました。
それにしてもこの内容で無料なんてコスパの神です。
昨晩の洗濯物はほとんど乾かなかったので,車中に洗濯物干し用のロープを張って干しながらの移動にしました
まず最初に向かったのは宮崎市内の海岸「サンビーチ一ツ葉」です。
私達はビーチには行きませんでしたが,緑地広場に車を停めて,ヨットが停泊しているマリーナや防波堤のあたりを散歩しました。
南国の風。
南国の海。
青い空。
青い海。
これらを全身で感じて,暑さ以上に爽やかな気持ちになりました。
まさに「ああ,夏休み」です。
その後は三男たっての希望で「宮崎市フェニックス自然動物園」に行きました。

 

最大の目的はプールで遊ぶことです。
でも動物が大好きな三男は,動物を見ることも出来るのでテンションMAXです。
プールに入る前にフラミンゴショーを観ました。
そう言えば過去にフラミンゴのショーなんて観たことがありません
動物園によるとフラミンゴのショーは珍しいらしいです。
フラミンゴは集団行動をすること,飛ぶためにはかなりの助走がいることが特徴らしく,その特徴を生かしたショーでした。

 

感想を二言で言うなら「意外性があって面白い。」です。
フラミンゴレディーと呼ばれる係の女性の淡々とした動きとそれに釣られるフラミンゴがなんともコミカルでした。
一見の価値は有りです。
次はお待ちかねのプールです。
流水プールがメインで,ウォータースライダーもあります。

 

二男と三男は大喜びでウォータースライダーに並び,何度も何度も滑っていました。
普段は彼らと離れて生活していますが,こうやって一緒に時間が過ごせて本当に幸せです。
小さい頃はずっと一緒にいて遊んでいたことを思うとちょっぴり切なくもなりますが,自分たちが選んだ道を後悔していたら前には進めませんから,この時間を噛み締めたいと思います。
プールでたっぷり遊んだあとは動物観察です。
三男はスマホのカメラで写真を撮りまくっていました。
特に気に入ったのはチンパンジーです。
ガラス越しに二男と三男に似た2頭のチンパンジーを10分ほど眺めていました。
その距離50cmぐらい。
チンパンジーって私達を見つめて何を考えているのでしょうね。
でも私達が普段から考えすぎていることはわかります。
もっとシンプルに生きるべきなのかなと思いました。
三男はその後もあっちに行ったりこっちに行ったりしながら動物を観ています。
よっぽど楽しいのでしょうね。

 

そろそろ昼食のために最寄りのイオンに向かう時間なのですがなかなか戻ってきませんでした。
でも昔と変わらない三男の姿を見ることが出来て嬉しかったです。
お土産を買うことも含めてアミノバイタルトレーニングセンター宮崎の近くのイオンに行きました。
最初にお土産を買おうと,宮崎の特産品売り場に行くと,偶然にも保護者仲間と遭遇しました。
「行くところや考えることは同じですね~。」なんて言い合いました。
職場,家族,友達,それぞれにあったお土産選びはなかなか難しく,結構時間がかかってしまいました。
「宮崎と言えばマンゴーでしょう。」
この合言葉でなんとか購入終了しました。
フードコートで軽く昼食を摂り,車中で食べる夕食用のお弁当を買いました。
長男の試合が終わったら4~5時間かけて一気に山口県まで戻らなければいけません。
本当は昼寝をしておきたいところですが,長男の試合までもう時間はありませんでした。
トレーニングセンターに到着しました。
昨日と同様に風があるので日陰は涼しいです。
二男と三男はプールで疲れていたので,日陰に椅子をおいてくつろいでいました。
私達は昨日の反対側のピッチで観戦準備をしました。

 

 

残念なことに昨日は「東向き」に観戦できましたが今日は「西向き」に観戦でした。
つまり影はなくて直射日光が当たって眩しい。
ずっと手をかざしていないと眩しくて見れない状態でした。
ぞくそくと観客が集まってきます。
今日の対戦相手は清水エスパルス。
奈良クラブにとっては初めての対戦です。
長男は今日もスタメン出場。
青色のホームユニフォームです。
試合の詳細は後日の投稿で(^^)
試合は後半残り10分ほどで大量失点。
2連敗となり準々決勝進出は叶いませんでした。

 

数字だけを見れば力負け。
でも自分たちが学んできたことを表現し続けての敗戦なので清々しさはありました。
長男は昨日よりも今日のほうがよりアグレッシブでより逞しかったです。
敢えて言うなら,もっと長男にボールを預けてほしかったですね。
そうすれば時間をコントロールできたのにと思います。
あとは普段の強度慣れです。
どうしても県1部リーグの強度に慣れている奈良の選手たちにとってはたった2試合でこの強度に慣れるのは酷でした。
ちなみに三男は前半の間はずっと日陰で爆睡していました。
ちびの頃にJリーグ観戦に行ったときのことを思い出しました。
三男は試合開始前にスタンドのベンチで爆睡し,その後一度も起きること無く,目が覚めたのは次の日の実家の布団でした。
中学生になりましたが変わっていませんね。
悔しそうにする長男と少しだけ話しをして,私達は一路山口県へと車を走らせました。
車内の洗濯物はすっかり乾いていました。
有料道路に乗る前に日章学園中等部・高等部の横を通りました。
ここから全国に向かって遠征をしているんだなと思うとタフでなければやっていけないなと思いました。
保護者の皆様の支えも同様ですね。
息子達は車中で買ってあったお弁当やパンを食べ,映画を観ながら悠々と過ごしていました。
私はというと雷雨や暗闇の対面通行のストレスが半端なく,運転がとても長くてしんどく感じていました。
対面通行を抜けたときの喜びは半端ありませんでした。
12時以降に高速道路を降りると割引になるので,SAで少し時間を潰して,1日ぶりにコンフォートホテル山口に戻ったのは12時半を超えていました。
雨の中,急いで荷物を運び,チェックインを済ませて,シャワーを浴び,二男と雑魚寝をしました。
今日の長男のサッカーを思い出すと悔しさがこみ上げてきますが,そんなことをしていたら寝れなくなるので,さっと布団に潜り込みました。
二男は車中で寝ていたので寝付けない様子。
私に話しかけてきます。
でも全国大会のプレーレベルを間近で感じた二男は少しだけ基準ができたようでした。
もし俺が出ていたらあのウイングの選手に勝てやんかもしれやんけどファールしてでも止める。負けたくないし。」
と言っていました。
これがまさにサッカー。
サッカーは相手との勝負。
勝ちたかったら一人ひとりが目の前の相手に負けたらいけません。
見失っていた二男のスイッチが見えたように感じました。
あとは自分でオンにするだけ。
明日は一気に奈良まで戻ります。
寄り道している時間も殆どありません。
幸せな時間はあとほんの少しです。