志のままに奈良クラブユース加入
実は奈良クラブからのオファーはかなり早い段階でありました。
しかし,トップチームはJFL所属でユースは奈良県3部リーグですし,クラブの専用グランドも負ければ,選手寮もありません。メリットは濵田さんが社長に就任したことでとエコノメソッドを導入してクラブ改革を実行しているところです。エコノメソッドの学びを育成年代に完遂できることは魅力でした。それもコーチはダリオです。
長男はすでに他のJクラブや高体連からのオファーを頂いていました。私は寮の電話ではありましたが長男と進路について話しました。結論は「奈良クラブユースに加入する」です。ただしアメージング・アカデミーには「海外からのオファーがあれば教えてほしい。」とだけを伝えていました。長男は華やかな道よりも「エコノメソッドを学んで海外でプレイしたい」という当初の志を貫きました。
この先のクラブユースや高円宮杯の結果によっては,もっと魅力的なオファーがあったかもしれません。それでも長男は既存のJクラブに関心は全くありませんでした。関心があるとするなら,あのFCバルセロナのみでした。
裏話ですが,二男はこの年に奈良クラブジュニアユースに加入していました。実家がある三重県から週末だけ奈良に通ってプレイしていました。また兄弟で同じクラブでプレイできるというのも決断の理由になっていました。
長男の奈良クラブユース加入によって家族も新たなステージに突入することになるのですが,この時はエコノメソッドの学びが継続できることに対する期待感が強かったことをよく覚えています。
次回は「奈良クラブユースに練習参加」です。