久しぶりの投稿です。
ついにJFAのD級指導者ライセンス講習会を受講しました。
これまで何度も受講を考えていて実行に至っていませんでした。
それは息子達のサッカーを優先にしてきたからです。
地元だけに収まらず,エコノメソッド関係,バルセロナアカデミー関係,アメージング・アカデミー関係で日本中に引率をしていたので,自分のための時間はもったいないと考えていました。
長男がプロサッカー選手になり,二男が地元に帰り,三男も地元という生活になったので,今年こそがチャンスと思いました。
それも現在の私の仕事が奈良クラブサッカースクールコーチ,バルセロナアカデミー奈良のアシスタントコーチです。
立場上,こどもや保護者への信用と私自身の勉強が必須になりました。
本来ならC級受講を考えていたのですが,調べてみると長男の試合日程と丸被りになっていました。
長男の試合を観ないでライセンスを取りに行っていたら私が奈良にいる意味がないと思いました。
まあまあ悩んだのですが,今年はD級だけでも取ることにしました。
先日,講習会初日がありました。
参加者の年齢は幅広く,私よりも年長の方も参加してみえました。
今回は実技が中心でした。
積極的に発言をする方もいれば控え目な方もいました。
でも初めて参加した感想は,理由は様々でも,全ての人がサッカーに関わる「ファミリー」なんだと思いました。
だから,プレイを通して一緒の時を過ごしていると徐々に打ち解けていき,自然とサッカーの話ができるような関係になりました。
これってサッカーが持つ可能性だなあと実感しました。
お隣ではC級の講習会も始まっていて,もっとサッカーを学ぼうとしている「ファミリー」がいるんだと思うと,これまで参加してこなかったことを少し後悔しました。
高いライセンスを持っていれば優秀な指導者になれるということでもありません。
ただし,ライセンスが高い人ほどそれなりの時間と労力,費用をかけているのも事実です。
今の私ではC級すら通えないのですから,高いライセンスの方は相当な覚悟で取り組まれたのだと思います。
私は小学校・中学校・高校の教員免許を持っています。
大学に4年間通い,教育実習を行い,大学を卒業出来たから取得出来た資格です。
教員免許取得も簡単ではありません。
しかしこれは学生だったから可能でした。
働きながらJFAの指導者ライセンスを取得するとなればそれはそれは簡単ではないです。
今回のD級の講習会の時間は土曜日の夜でしたし,さらにC級になると土曜の夜に何度も何度も通うことになります。
B級,A級,Pro(昔のS級)となればもっとです。
改めてライセンスを持っている方を尊敬します。
指導者のハラスメント問題がたびたびニュースになります。
それだけ指導者には社会的な期待と責任があるということです。
人である以上,感情のコントロールが難しいこともあります。
そんなつもりじゃなかったと言い訳したくなることばかりです。
本当に難しい仕事です。
教員免許や指導者ライセンスが簡単に取得できない理由もうなずけますね。
取り合えず私は今年から晴れてJFAのD級ライセンス所持者になります。
どんな指導者になれるのか不安もありますが,シン川井としてサッカー中心の人生を再出発しようと思っています。
実技があるのでなんとかC級は早い目に行きたいですね。