今日は本当に超個人的なうんちくです。
スルー上等です(^^♪
先日,バロンドールが発表されました。
男子はPSGのウスマン・デンべレ選手が受賞しました。

誰かが何らかの基準で選ぶものなので,それそのものをどうこう言うつもりはありません。
以下が最終順位です。
1位 デンベレ
2位 ヤマル
3位 ヴィティーニャ
4位 サラー
5位 ハフィーニャ
6位 ハキミ
7位 エンバペ
8位 パーマー
9位 ドンナルンマ
10位 ヌーノ・メンデス
11位 ペドリ
一方,女子は3年連続でFCバルセロナのアイタナ・ボンマティ選手が受賞しました。

彼女がインタビューで以下のように話しました。
「今年はデンベレだったがラフィーニャもラミンも偉大な選手達だ。でももっとペドリについて話さないといけないよ」
彼女は自身の受賞に対する喜びの中にある小さな戸惑いがあったようです。
それが同じFCバルセロナに所属するペドリ選手に対する評価の低さでした。
当の本人は,
「バロンドール? バルセロナでチャンピオンズリーグを優勝する方がいい。個人トロフィーはあまり重視していない。僕にとって大事なのは、チームがすべての試合に勝ち、ファンが楽しんで誇りに思うことだ。」
と語っています。
実際,私がFCバルセロナのファンだということも理由にはありますが,昨シーズンの活躍はクラブレジェンドであるイニエスタ選手を彷彿させるものでした。
そもそもバロンドールとは何なのでしょうか。
簡単にまとめると
「ジャーナリストが全世界の選手から選ぶ年間最優秀選手賞」
です。
近年の受賞者をみているとバロンドールは数字の影響を受ける賞だと思います。
ゴール数が多いメッシ選手とクリスティアーノ・ロナウド選手が長年にわたり賞を独占していたことからも分かります。
そんな中,中盤のモドリッチ選手(現ACミラン所属)やロドリ選手(現マンC所属)が受賞したことは「評価基準」の変化だと期待が膨らみました。
しかし,今回はまた逆戻りをした感が否めません。
ただし個人的うんちくで言えば,デンべレ選手は元FCバルセロナ所属ですし,メッシ選手の影響を強く受けた選手です。
デンべレ選手はインタビューで以下のように語っています。
「僕はメッシと一緒にプレーした。彼にも感謝したいです。バルセロナで彼から多くのことを学んだ」
一方,メッシ選手もデンべレ選手に以下のような祝辞を送っています。
「素晴らしい!おめでとう!本当に嬉しいよ。君なら受賞に値する」
ということなのでFCバルセロナが高評価を独占したと勝手に思うことにします(‘◇’)ゞ
そもそも,この賞を獲得するためにプロ選手はサッカーをプレイているわけではありません。
ペドリ選手のインタビューこそがプロであり,あくまでも賞はキャリアについた「おまけ」です。
選手たちは今日も今日とてクラブの勝利のために黙々とトレーニングに励み,週末の試合に備えています。
それが真のプロの生き方です。