エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ぶらっと寄り道話

リハビリは誰のため?

今回は少し愚痴ります。

お許してください。

 

リハビリって何でしょうね。

GoogleのAIさんが以下のように教えてくれました。

リハビリ(リハビリテーション)とは,病気やけがに寄って失われた身体機能や能力を回復させ,自分らしい生活を取り戻すための包括的な活動です。単なる訓練だけでなく,生活環境の整備や社会的統合も含まれ,医師、理学療法士(PT),作業療法士(OT),言語聴覚士(ST)などの専門職チームが連携して,患者さん一人ひとりに合わせた計画で支援を行います。

なるほどなるほど。

それではトレーナーって何ですか?またまたAIさんが教えてくれました。

フィジカルトレーナーとは,選手の身体能力(フィジカル)の向上,コンディショニングの調整,怪我の予防などを目的とした専門家です。アスリートを中心に,ウォーミングアップ,筋力トレーニング,有酸素運動,ストレッチなどを通じてパフォーマンスの最大化をサポートします。

仕事内容

〇トレーニング指導・プログラム作成:選手の身体能力を分析し,目標達成のための最適なトレーニングメニューを計画・実行します。

〇コンディショニング:選手のコンディションを整え,ベストな状態で試合に臨めるように調整します。

〇怪我の予防とケア:適切なトレーニングやケアを通じて怪我のリスクを減らし,もし怪我をした場合はリハビリテーションをサポートします。

〇能力管理と分析:選手の身体能力の変化を観察し,データに基づいて管理・分析します。

〇メンタルサポート:トレーニングのモチベーションを維持させたり,選手の精神的なサポートを行ったりします。

〇栄養・休養の指導:選手が最高のパフォーマンスを発揮するための食事や休息の計画についてもアドバイスを行います。

なーるほど。

文章で読む限り,「患者ファースト」であり,「プレイヤーズファースト」ですね。

 

でも本当にそうですか?

選手に聞いてみたいです。

 

「あなたのリハビリはあなたのためになっていますか?」

 

私はずっと苦しいです。

私にできることは食事で支えることだけです。

拙い知識で何とか栄養サポートしていますが,この数ヶ月間,怪我に苦しむ息子のそばですっと悩んできました。

いつまでたっても大好きなサッカーがプレイできない。

プレイ出来ないから収入も増えない。

はつらつとプレイする選手たちを眺めながら,苛立ちや不安が募らせ,ゴールが見えない日々はもう4か月になりました。

AIの説明通りならリハビリを通して,自分らしい生活を包括的に取り戻していくはずですが,全くそうはなりません。

なぜなんですか?

そのリハビリは選手のためになっているのですか?

それとも…。

 

近頃のサッカー界は試合数が増えたことも重なり,フィジカル重視になりました。

私の主観ですが,トップアスリートの重度の怪我が増えたように思います。

間違いなく選手の身体は目に見えない場所で悲鳴を上げているのです。

選手は人です。

ロボットのように部品を入れ替えることも出来なければ,新品に取り換えることも出来ません。

どんなに身体を鍛えても,蓄積されたダメージは簡単には抜けないのです。

それでも「心」が折れなければ,再び立ち上がることも出来るでしょう。

私はその「心」も含めてリハビリだと思います。

 

FCバルセロナのガビ選手が再び怪我をしました。

彼は前十字靭帯断裂という大怪我から1年のリハビリを経て無事に復活していました。

それなのにまたです。

彼の苦しみを考えたら,辛くて涙がこぼれます。

仲間がお見舞いをしている画像がSNSにアップされていました。

画像

彼らは選手です。

選手はプレイしなければ仕事を失います。

「辞める」という選択肢は無いのです。

きっと彼の「心」に寄り添えるトレーナーが,彼が勇気を失わないように,復活への計画を立てていることでしょう。

不謹慎かもしれませんが,同じ怪我に苦しむ仲間として「羨ましい」と思いました。

 

やっぱりまあまあの愚痴になりましたね。

ごめんなさい。

吐き出さないと壊れそうになるので…。

今回もスルー大歓迎です!!