エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ぶらっと寄り道話

健康だからプレイできる

本当に筋トレって必要なんでしょうか?

 

最近,そんなことばかり考えます。

なんで筋トレすると身体が「強くなる」と思うのでしょうね。

せめて筋トレをすると身体が「健康になる」と言ってほしいです。

それならばまだ少し理解できます。

このブログ内で何度も綴っていますが動物は筋トレをしません。

それであれだけの運動能力を発揮します。

なぜそんなことが出来るのでしょう。

きっと「本能」ですよね。

人間は動物の仲間のはずです。

人間にも人間が本来が持っている運動能力つまり「本能」があるはずです。

それが十二分に発揮できるように健康的に身体を整えるのではだめなのでしょうか。

それとも筋トレをすることで本来の運動能力以上の運動が出来るということなんですか。

 

弱い→筋トレ不足

怪我→筋トレ不足

強い→筋トレのおかげ

怪我をしない→筋トレのおかげ

 

なんて短絡的な結論なんでしょう。

「力には力を」の発想は日本の「柔よく剛を制す」の精神に反しますよね。

いったい本来の日本の良さはどこに行ってしまったのでしょうか。

 

年齢も違う。

身長も違う。

育ちが違う。

食が違う。

ポジションが違う。

プレイスタイルも違う。

 

人は十人十色。

同じ人間なんて存在しません。

だから同じトレーニングをしても同じ結果にはなりません。

だから,その人の質(個性)が伸びるトレーニングを,面談や試行錯誤を繰り返しながら,丁寧に見つけていくしかないのです。

それなのに,筋トレ,筋トレ,筋トレ…。

もはや家畜です。

 

プロスポーツ選手はスポーツを仕事にした人です。

普通の人です。

人権があります。

決して家畜じゃないです。

今一度,そのことを胸に刻んで,誰もが自分らしく健康的にスポーツが出来るように取り組んで欲しいと願います。