モヤモヤの原因
ここ最近,ずっとモヤモヤしていました。
それは自分だけが暴走しているんじゃないかという感覚から生まれているものでした。
「自分の想いが重すぎる」
「過干渉で過保護すぎる」
「相手にも求めすぎる」
だから
「相手には負担になる」
でももう仕事は辞めてしまったし,奈良に引っ越してしまったし,今更後戻りはできません。
だから余計に胸がざわつくのでした。
成長期の子ども達から気づく
私はこの生活を始めてから毎日,子どもの体温と体重を測っています。
本当は身長も測りたいのですが,たまに家庭科のメジャーを使って測っています。
ふと奈良クラブのチームメイトと並ぶ長男を観た時に,長男が大きく見えました。
先ほどの方法で測ってみると173cmを超えていました。
長男は私と成長速度が似ていて,これまでは年間5㎝のペースで伸びていました。
私が高校1年生を終えた時の身長は167㎝でしたから,そのペースを大幅に上回っています。
このままいけば175㎝まで行けるかもしれませんし,高校卒業時には180㎝を優に超えていくかもしれません。
体重も現在は63kgまで来ました。
私が高校生の頃は62kgぐらいでしたからそれも超えています。
だから今年中に66kgぐらいまで行くかもしれません。
二男は身長164㎝,体重55kgです。
私の高校1年生のころとほぼ変わりません。
二男はまだ中学校2年生ですから,順調にいけば私以上になれる可能性があります。
この二人の成長を実感して,私は一つの考えにたどりつきました。
今しかないことに全力を注ぐ
例えば成長期にも関わらずに勉強やスポーツのために「睡眠時間」を削ったとします。
そうすれば努力の甲斐があって一時的な学力は上がり,目先の勝負に勝てるようになるかもしれませんが,身体的な成長は鈍化し,あと5㎝は伸びたはず身長の伸びを止めてしまうかもしれません。
これは本当に幸せだと言えるのでしょうか。
私は違うと思いました。
そこで私は子ども達に以下のように伝えました。
「勉強は人並みで良い。もっとやりたかったらやれば良いけど,やりたい勉強は後でもできる。でも身長は成長期の今しか伸びない。サッカー脳を鍛えるのも今しかできない。だから,奈良に来た目的を達成するために,今しかできないことを最優先しよう。」
かなりぶっ飛んでいる考え方かもしれませんが,私からしたらいたって真面目です。
優先するものは以下の通りです。
①正しい知識を生かした食事と十分な睡眠や休息を確保する
②エコノメソッドでサッカー脳を徹底的に鍛える
③海外でプレーすること実現するために英会話力を磨く
④その他
学校で学ぶ学習内容は義務教育までにしぼり,それらを丁寧に復習することにします。
高校の学習で必修科目は当然行うのですが,より関心が高いものを優先していく。
私たち大人は経験で分かっています。
子どもの頃は勉強が何の役に立つのか分かっていませんでしたが,大人になると勉強しないと生きていけないということを。
大人ほど勉強をしているという事実を子どもは知りません。
だからその時が来るまでは丁寧な準備をしておくにとどめます。
やっちゃえKAWAI
このように考えたら,かなり気持ちが楽になりました。
某自動車メーカーのCMで「やっちゃえ○○」という悪魔のささやきがあります。
でも今回の私たち家族の奈良チャレンジはまさに「やっちゃえKAWAI」です。
突き抜けるぐらいやっちゃわないとわざわざ仕事を辞めた意味がありません。
奈良生活5か月を超えて,ようやく進むべき光が見えてきました。