エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ぶらっと寄り道話

オーラの正体

ちょっと観念的な話題ですのでスルー大歓迎です。

私は根本的な考え方に関心があります。

だから面倒くさい人間だと自覚しています(^^)v

今回は呼吸と姿勢についてです。

生物は呼吸を通して酸素を体内に摂り入れ二酸化炭素を排出しています。

人は進化の結果,二足歩行に適した姿勢で生活しています。

呼吸と姿勢。

呼吸について

深呼吸してください。

吸った時に横隔膜が押し上げられて胸が大きく膨らむことが分かります。

その際に背骨が反りお腹が前に突き出されませんか。

この呼吸の仕方に注目します。

背骨を反らなければ吸うことはできないのでしょうか。

一度背骨を反らないようにゆっくりと吸ってみてください。

実はできます。

背骨を反らないのでお腹も前に突き出ません。

なぜできるのでしょうか。

そもそもどちらの呼吸が正しいのでしょうか。

呼吸で注目すべきはここです。

姿勢について

人は二足歩行なので四足歩行の動物とは違う姿勢になっています。

二足で立つときにどのような立ち方が正しいのかです。

四足歩行の立つとは四足で立つことであり,二足で立つ人とは重心のとり方が明らかに違います。

四足歩行の動物の動きを観察していると,とてもしなやかで自然な動きをしています。

でも彼らは意識しているわけではなくそれは本能であり,自然界を生き残るための必然なのです。

人も大昔は狩猟生活の中で四足の動物を狩るために大自然を走り回っていました。

その頃の人は二足でしなやかで自然な動きをしていたのではないでしょうか。

では狩りをする必要が無くなった現代の人はどうでしょうか。

生き残るためのしなやかな動きも必要が無くなってしまいした。

それに合わせて姿勢も変化したと考えるのは妥当です。

でもその動きが必要な人が現代にもいます。

それが競技を人生にしている「アスリート」です。

おそらくトップトップの実力を発揮している選手ほど,正しい立ち方をしていてしなやかな動きを実現しているはずです。

姿勢で注目すべきはここです。

オーラの正体

よく「オーラ」があると聞きます。

もしかしたらその「オーラ」こそが正しい呼吸と姿勢を実行している姿そのものではないでしょうか。

これからはぜひ世界のトップトップのアスリートかつ「オーラ」を感じる選手の呼吸と姿勢に注目してください。

私は現役ならリオネル・メッシ選手を観ます。

引退している選手ならジネディーヌ・ジダン選手です。

この二人には間違いなく「オーラ」があります。

きっとこれからのヒントが彼らの呼吸や姿勢にあるはずです。