エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ガチンコ子育て話

主体的に突き抜けろ

昨日は長男と二男はどちらも試合でした。

親としての私見で長男と二男のプレーについてうんちくします。

長男のプレー

長男はトップ下でフル出場しました。

2得点に絡むプレーはしましたがチームは負けました。

ではなぜ負けたのか。

長男のプレーから考えた時「トップ下」がキーワードです。

つまり長男が「ピッチの中心に配置」されているということです。

ということは攻撃も守備も長男次第だと言うことです。

その視点で長男のプレーを見るとかなり物足りません。

特に攻撃面では,自分にボールを集めさせる仲間へ要求が弱すぎます。

誰だって勝ちたくてサッカーの試合をしているので仲間同士で多少の言い合いはあって当然です。

長男はまだ遠慮をしていて,自己実現のために突き抜けていない。

もし長男に突き抜けていれば,きっとこの試合の勝敗は逆になっていました。

なぜなら奪った2得点は全て長男が絡んでいるからです。

「トップ下」なんですから当たり前です。

長男にボールが入ればチームにテンポが生まれますし,相手の守備を長男に集めることが出来れば,他の選手に時間とスペースが生まれます。

それも長男は常にライン間にいる配置です。

3ラインでブロックを組む相手にとっては,非常に困る位置に長男はいるのです。

長男の課題は「突き抜ける」こと。

これに尽きます。

二男のプレー

続いて二男です。

二男は左のセンターバックでプレーしました。

二男は右利きですが左足で蹴ることは得意ではないにしても苦にしません。

なぜなら「相手から遠い足でプレーする」「ボールが右から来たら左へパスを出す」ことを習慣化してきたからです。

今回の二男の対戦相手は,チームとしても個人としても二男のチームよりレベルが高く,アグレッシブな仕掛けが特長のチームでした。

二男は,グランドを広く使うチームスタイルに基づいて,GKからのビルドアップから速くて強いパスをシンプルに出していたことは好印象でした。

問題はサポートの距離です。

相手はアグレッシブに数的優位を作ってきたのですが,それに対してサポートが遠く,ボールを循環させることが出来ません。

パスを出したら動く。

スペースが空いたら埋める。

基本です。

徐々に自陣近くでのボール保持が多くなり,奪われてショートカウンターを受ける。

そんな展開で守備に追われました。

もっとラインアップを早くして相手にプレッシャーをかけていけば良いのですが,待ち構えてしまうので個の質で負けてしまいます。

二男は普段からサッカーを観ません。

サッカーを学ぼうとしません。

受け身なサッカーをしています。

だからこうなる。

二男の課題は「主体性」です。

何でも自分から、自分から,自分から。

失敗も自分からやれば学びです。

自分からやらないから人に言われても学びとして受け止められないのです。

日々の習慣改善が必要

長男と二男の課題改善方法は,日々の習慣を変えることです。

長男は気が強い割には新しいことには臆病でチャレンジしません。

だから長男は日々の生活の中で意識的にチャレンジすることです。

二男は何でも受け身ですぐ言い訳をします。

「不成功の99%は言い訳をする習慣から生まれる」

二男は言い訳をやめて,やると決めたことを必ず「先に」やることです。

そうすれば二人とも昨日の自分に勝てます。

人の細胞は生まれ変わります。

だから人は変われます。

2人には以上の話をしました。

サッカー選手になれるかは未来のことなので分かりませんが,なろうしなければ絶対になれませんし,主体的に突き抜けなければ人との差なんて生まれません

これからの二人にものすごく期待しています。

私はかなりの親バカなんで(‘ω’)ノ