平日はブログの投稿をすると決めたノルマの達成はなかなかです。
今日も奮い立たせています。
人が最高の調味料
最近は「地の物」を食する機会が多く,愛のある食材に私たちは生かされています。
お昼に長男のチームメイトがご飯を食べに来ました。
急だったので用意できたものは少なく,育ち盛りの高校生には申し訳なかったのですが,それでも旨い旨いと食べてくれました。
何とか出せた「地の物」は父親が育てたピーマンと鳥羽の海で獲れた鯵の干物とお米でした。
鯵の干物は骨まで食べていました。
普段は私と二人で昼ご飯を食べている長男も今日は嬉しそう。
中学校時代は寮生活だったのでいつも大勢で食べていた長男。
それも来てくれた二人はその時からの親友です。
食事をより美味しくさせてくれるものは,食材を作った人や一緒に食べる人の存在なのかもしれませんね。
まさに人が最高の調味料ですね。
実り多き奈良の秋
午後からは奈良クラブ農園の取り組みで植えたお米の稲刈りに向かいました。
場所は萩原イチゴ農園さんです。
少し肌寒い中でしたが,トップチームの選手や監督も一緒にコンバインで刈ったり,鎌で刈ったりしました。
鎌で刈るときのあの感触は子どもの頃と何も変わりなく,「ザクッ」という気持ちの良い音を立ててくれました。
我が家は兼業農家だったので稲刈りの手伝いも高校生ぐらいまでやっていました。
当時は痒いし,暑いし,重いし,面倒くさくて嫌でしたが,今は懐かしさが上回ります。
父がコンバインで刈った米を,母と妹と私でリヤカーに乗せて運んでいた記憶が鮮明に蘇ってきました。
みんな若かったなあ。
でも良い時代だったなあ。
そんなことを思い出しながら長男が稲を刈っている様子を眺めて感慨深くなっていました。
私の父も当時の私を眺めながらこんな感覚だったのかもしれませんね。
奈良生活が始まってからは実家のお米の一粒一粒が宝石のように感じます。
長男はお米のことをあまり分かっていなかったので,籾からむいた玄米を面白がって見つめた後,数粒だけ大事そうにポケットに入れていました。
奈良クラブ農園の取り組みで普段食べているお米が,どのように作られているのかを学ぶことができた長男。
奈良に来ての1番の収穫かもしれませんね。
みんなで植えて収穫したお米を,みんなで食べて,みんなで元気になって,みんなの奈良が幸せになることを願っています。
奈良クラブを愛する皆さんにとっての収穫の秋,昇格の秋,最高の秋へ。