J3昇格へM1
奈良クラブトップチームがクリアソン新宿に勝利したので,翌日のラインメール青森の試合結果ではJ3昇格(正確には入会)が決まることになりました。
翌日,青森がホンダロックに勝利したので,J3昇格は今節のヴィアティン三重戦に持ち越されました。
この試合で奈良クラブは青森の結果に関係なく引き分け以上で昇格が確定し,たとえ負けたとしても青森の結果によっては昇格します。
かなり有利な状況になったことは間違いなく,いよいよ奈良県に初のJクラブが誕生するマジックは1となりました。
«#FC大阪»
⇒次節Honda戦勝利 又は
引分・敗戦の場合は青森の結果が引分以下でJ参入成績要件クリア。
(J参入には平均観客数要件クリアも必要)«#奈良クラブ»
⇒次節三重戦勝利 又は
引分・敗戦の場合は青森の結果が引分以下でJ参入成績要件クリア。なお平均観客数要件はクリア済。 https://t.co/lbJSiIOmzB— JFLNews (@jflnews) October 30, 2022
私たちが奈良に引っ越してきた4月には,不動産会社で奈良クラブの名前を出しても三郷町にグランドを造ろうとしていること以外はピンと来ていませんでした。
それが7か月でこんなにも変わりました。
ひとえに選手たちが誰の目にも見える結果を出したことに尽きると思います。
奈良クラブは結果が伴う強いチームになったのです。
奈良クラブはこの先も強い
でも,少し気は早いですがJ3で戦うことになる来シーズンも強いチームでいられるでしょうか。
私の感覚では間違いなく強いと思います。
その根拠は奈良クラブが持つ確かなメソッドの存在です。
ネームバリューでチームを選ぶ時代は終わったと思います。
これだけ情報が簡単に手に入る世の中です。
サッカー関係者だけでなく私のような一般の人間でもサッカーを学ぶことが出来ます。
私の知り合いにもサッカー関係者ではないのに,サッカーの戦術を深く学んでいる方がたくさんいます。
何が言いたいかというと選手も「サッカーを深く学びたい」と思っているということです。
奈良クラブにはエコノメソッドが導入されているので確かなメソッドが存在しています。
だから奈良でプレーすればそのメソッドからサッカーを学ぶことが出来るのです。
サッカーはチームスポーツという原則
チームの勝利のためにプレーするのがサッカーです。
チームの勝利のために,いつ,どこで,どのようにプレーすることが最適なのかを学ぶことが出来たら,たとえ別のチームに移籍したとしてもその学びを生かして自身の強みに出来ます。
サッカー選手は夢や希望と同じぐらい不安定な職業だと思います。
チームに必要が無くなれば別のチームに居場所を求めなければいけません。
試合に出ても勝利に貢献できなければ次は無いかもしれません。
だからこそどんな戦術のチームにも対応できる能力があるかどうかは重要なことなのです。
奈良クラブでプレーする選手は,目先の華やかさだけでチームを選んでいるのではなく,キャリアとしてのサッカー選手の在り方を理解している選手です。
だから間違いなく強いチームになれるのです。
突き抜けた選手もチームの一員
ただし問題は「突き抜けた能力」を持つ選手の存在です。
プロスポーツですので平均的に上手い選手の集団だけでは魅力に欠けます。
今後はレンタルや移籍がもう少し活発になるのかなと思います。
エコノメソッドの素晴らしいところは,サッカーがチームスポーツだという原則を絶対に見失わないところです。
どんなに突き抜けた能力を持っていても個人的で利己主義が強すぎる選手はチームに悪影響を及ぼしかねません。
マンチェスターシティーのグアルディオラ監督はFCバルセロナを率いた際,超一流の選手たちに厳しい規律と100%の努力を求めました。
それによってこれまで主力だった選手が退団をしたり,軋轢も起きたと聞いています。
それでも彼は自分の姿勢を貫きました。
それはサッカーがチームスポーツだからです。
チームで行動する以上チームの規律が大事だと考えていたのです。
あの元フランス代表のレジェンドのアンリ選手はイニエスタ選手のスペースを空けるために,まずパスが来ないと分かっていても相手の背後へのフリーランニングを続けました。
まさにプロフェッショナルです。
もしアンリ選手が利己的なプライドでそのプレーをしなかったら,グアルディオラ監督1年目の3冠は実現していませんでした。
奈良とバルセロナは遠くない
奈良クラブが導入しているエコノメソッドはFCバルセロナに本社があるコーチングの会社が生み出したメソッドです。
FCバルセロナのチャビ監督やレジェンドのプジョル選手,パリサンジェルマンもエコノメソッドで学んでいました。
奈良クラブとFCバルセロナは遠いようで遠くないのです。
きっとJ3でも日本のサッカーに新たな風を吹き込んでくれるはずです。
今回のブログは完全に私の戯言のように感じられるかもしれませんが,私はサッカーが大好きなのでサッカーを深く学びたいと言う欲望があります。
その私が奈良クラブには可能性があると確信して奈良に引っ越してきたのです。
だから安心してください。
何度も言います。
奈良クラブは間違いなく強いチームになります。