エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ガチンコ子育て話

ついてる

私が起きられる理由

今日は放射冷却でよく冷えた朝になりました。

暖かい布団から抜け出すにはかなりの勇気がいりますね。

でも私は抜け出せる人なんです。

本当は抜け出したくないのですが抜け出します。

なぜかというと自分が抜け出さないと子ども達の朝食が用意できないと思うからです。

案外,用意できていなくても何とかするのかもしれませんが,私はどうしても気になって起きてしまいます。

だから2度寝ってほとんどないです。

この考え方になったのはなぜなのかはよく分かりません。

誰かに好く思われたいとかではないので,・・・いや好く思われたいのかなあ。

まあそんな性格なのです。

奈良に来る前は5時に起床して,洗濯や風呂掃除を済ませて,5時45分に子ども達を起こします。

朝食を食べた後は庭のサッカー場でサッカーをして,7時20分に登校する子ども達と一緒に途中まで歩き,7時35分に自宅を出て勤務校に向かうというルーティンでした。

これを9年続けました。

しつこい性格というか,めんどくさい性格というか,私に付き合うのはほんと大変ですね。

奈良に来ても同じで,5時30に起床して朝食を用意する。

6時30分に子ども達を起こして一緒にご飯を食べる。

食後に洗濯物を干し,風呂を洗い,布団の片づけをする。

食器の洗い物が終ったら,朝ヨガをして,余裕があれば掃除機をかける。

そんな感じです。

起きられない子ども達

子ども達は朝が苦手です。

特に長男は大声で呼んでも起きてきません。

今日はあまりに起きてこないので放っておいたら7時過ぎまで起きてきませんでした。

実家にいたときなら庭でサッカーをしていた時間です。

私は無性に腹が立ちました。

ついてる信貴山歩

だから先ほどのやることをさっさと終えて,一人で信貴山歩に出かけました。

この時期の朝の空気の冷たさや朝焼けを浴びてキラキラ光る草木を眺めていたらすっかり気持ちが落ち着いてきました。

 

「こんなに新鮮な空気が吸えて,キレイな景色が観れるなんて,朝からついてるなあ。」

そう思えてきました。

そんな矢先,私の耳に強烈な羽音が飛び込んでくると同時に右の眉毛の辺りに衝撃が走りました。

ブィーン、 ガツン!!

私は本能的にのけぞり,歩道にしゃがみ込みました。

すると目の前を黄と黒のタイガースカラーのあいつがブンブンと羽音を鳴らしながら飛んでいます。

オオスズメバチです。

「刺されたかも?」

と一瞬焦りましたが,痛みはなく,あいつは颯爽と飛び上がっていきました。

「うわあ。ついてるなあ。」

と先ほどとは別のついてるを実感しました。

 

こんなところで刺されていたらシャレになりません。

ついてるならクル法隆寺

いったい何の話やねん?て感じですが,そんなこんなで信貴山歩を終えてアパートに戻ると,二男はすでに登校しているので長男だけがいました。

今日は所用で法隆寺周辺に出かけることになっていました。

朝のイライラの中に用意していたおにぎりとスープジャーに入れた味噌汁をリュックサックに入れて,法隆寺へと自転車で出かけました。

行きは下り道ですので余裕です。

先ほどの信貴山歩とは違う匂いの風を切って長男と私の自転車は進みます。

古都奈良はすっかり紅葉が進み,真っ赤になった紅葉や鮮やかな黄色に染まった銀杏が,古い街並みに寄り豊かに彩っています。

修学旅行の児童や生徒が列になって法隆寺に入っていきます。

私が最後に教えた6年生はもう中学3年生になりました。

コロナ渦になる前です。

あの時は引率として法隆寺に来ましたが今はここが私の生活拠点です。

長男も修学旅行で来た法隆寺を二人で眺めながら,二人で自転車をこぎながら路地裏を走る現状の面白さや不思議さを噛みしめていました。

思い出す一つの花

ならクルを気持ちよく走り,中宮寺に着きました。

そこは美しいコスモス畑になっていました。

1面が淡いピンク色です。

ついてると思いました。

コスモスと言えば,私にとっては今西祐行さんの「一つの花」です。

小学校4年生の物語教材で,戦時下でたくましく生きる家族の物語です。

食べ物が少なくなり,いつも日お腹を空かしている娘のゆみこは「ひとつだけちょうだい。」「ひとつだけちょうだい。」と言って食べ物をせがみます。

お父さんはゆみこの泣き顔が観たくないので,いつも自分の食べ物をあげてしまうのでした。

そんなお父さんも戦争に行かなくてはいけなくなります。

その日,汽車を待つときにゆみこの「ひとつだけちょうだい。」が始まってしまいます。

でも食べるものはありません。

お父さんはプラットホームのはしっぽに忘れられたように咲いていた一輪のコスモスをゆみこに,「一つだけのお花,大事にするんだよ。」と言って渡します。

ゆみこはその一輪のコスモスを見て喜びました。

お父さんはゆみこが持つ一輪のコスモスを眺めながら,汽車に乗っていってしまうのでした。

この時,お父さんはどんな気持ちだったのでしょう。

なぜ,ゆみこの持つコスモスを眺めていたのでしょう。

そんなことを受け持っていた子ども達と何度も何度も考えてきました。

答えなんてないのですが,情景を想像し,心情に寄り添うことが豊かな感性を育てます。

このコスモス畑を眺めながら,私は先生だったんだなと久しぶりに思い出しました。

ついてる息子たちの人生

長男はお弁当を食べた後だったので,東屋の日陰で気持ちよさそうに昼寝をしています。

平和です。

息子たちはこれからどんな人生を歩むのでしょう。

長男は,サッカーに夢中になり,山梨に行ったり,奈良に来たりしました。

二男も,転校してまで奈良に来ました。

三男は,三重に残っています。

それぞれの人生です。

やりたいことで生きれる人生になればいいですが,せめてついてる人生になってほしいなとは思います。

だから朝ぐらいは自分で決められた時間に起きなさい。

だからいったい何の話なん?と聞かれたら,一応カテゴリーは「ガチンコ子育て話」ですが今日はただの日記ですね。

今日はおしまい!