全国高校サッカー選手権大会の県大会の予選が行われています。
日本の冬の風物詩にもなっているこの大会を目指して,青春の全てをささげている高校生がたくさんいます。
昨日は長男の山梨でのチームメイトが県予選の決勝で,1年生ながらスタメンでフル出場を果たし,決勝点も奪いチームを全国大会へと導きました。
高校に進学してからの彼の努力が報われました。
彼と長男は小学校からの付き合いで,縁があって山梨で一緒に3年間の寮生活をしました。
コロナ渦で苦しんだジュニアユース時代を終え,それぞれの道に進む際に彼は高体連へ,長男はJFL所属の街クラブへと進みました。
彼が進んだ高校は年代別の日本代表を数名輩出する全国でも強豪校です。
学校内に人工芝の専用練習グランドがあり,対戦相手も全国レベルばかりです。
かたや長男は奈良県3部リーグ所属の街クラブのアカデミーです。
週に1回は土のグランド,2回は公共の人工芝グランドで,ほとんどの選手は電車と自転車を乗り継いで通っています。
親として正直な気持ちを言います。
悔しいです。
羨ましいです。
きっと長男も同じです。
でも自分たちが本気で選んだ道なので,思い描いた未来にたどり着くために信じて歩み続けるしかありません。
月曜日の朝,インターネットを使った通信制の高校で学ぶ長男は家にいます。
日本のほとんどの高校生が学校で勉強しているときに,リラックスした服装でミルクティーを飲みながら,サッカーの試合動画を観ています。
本当にこれで良かったのか,親としてはどうしても心配になってしまいます。
未来のために今をどう過ごすのか。
私と長男はエコノメソッドを信じました。
中学進学のときも,高校進学のときと,エコノメソッドと共に未来に進むことを決めました。
だから今は周りの華やかさを羨ましく感じながら,地道にエコノメソッドを染み込ませることに費やします。
今の自分たちが正解になりますように。
ちょっとだけセンチメンタルになった月曜日の朝でした。