エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
勝手に「ナラディーア」日記

2月5日(日)「ミートグッバイ」

先日,奈良でできた知り合いの方にお父さんサッカーに誘っていただきました。

ナラディーアのピッチで初めてボールを蹴る機会になりました。

とても元気なお父さんたちで,技術レベルが高い方もいて,想定していたよりもハードでした。

ほとんどウォーミングアップをしていなかったので,少し走るともも裏がピキッとなりました。

「あ,肉離れしそう。」

懐かしい痛みを感じました。

私は身の危険を感じてすぐに速く走るのと強く蹴るのを止めました。

それ以降の私はまさにおじいちゃんになってしまいました。

悪化しないように誤魔化しながらプレーすることに集中です。

それでも相手に何点もとられると徐々にムカついてきました。

もちろん私は速く動けないし,強く蹴れません。

だから声を出すことと,ショートパスで対抗しました。

「何とか1勝しましょう!!」

12分程度のゲームを4本した結果,無事に1勝することが出来ました。

初めて出会ったお父さん達です。

名前も知りません。

でもひとたび同じピッチでボールを蹴ってしてしまえばもう仲間です。

仲間の魂ゴールにグータッチで喜び合い,チームの初勝利に歓喜しました。

ナラディーアが出来たことで,私のようなお父さん達もキレイな人工芝の上でサッカーを楽しむことが出来ます。

グラスルーツとは子ども達だけの話ではなく,私のようなおじさんや,女性,高齢者などがサッカーを楽しむことことも含みます。

私はずっとずっと言ってきていますが,

「リーグのカテゴリーが低いと土のグランドで我慢してプレーしなくてはいけない」

という考え方が間違っていると思っています。

だからグラスルーツが豊かにならないのです。

どのカテゴリーであっても基本的には「芝生の上でプレーするのがサッカー」です。

その考え方が一般的になれば間違いなくサッカーは全ての人の娯楽になると思います。

私の初めてのナラディーアでのプレーは実に情けないものでしたが,やっぱり緑色のピッチに立って眺める景色は最高に気持ちの良いものでした。

次の機会があればゴールしたいなと思います。

まずは肉離れ気味の足を回復させないと,ゴールどころではないんですけどね(>_<)

運動不足の皆さん,急に動くのは止めましょうね!!

すぐにミートグッバイしちゃいますよ。