エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
勝手に「ナラディーア」日記

5月12日(金)「仕事終わりのナラディーア」

GWが明けて,最初の1週間が終わりました。

怒涛の仕事内容でトイレもろくに行けない状況でしたが,久しぶりに自分が先生として生きてきたことを思い出しました。

子ども達は様々な生活環境の中で逞しく生きています。

そしてかなり未熟。

そんな子ども達が学校という一つの社会に入って生活をするわけですから,大人の思い通りになるわけもなく,様々な課題を浮き彫りにしてくれます。

でも実はそれは当たり前のことなので,私たち教師の物差しをどれだけ大きくするかが鍵になります。

子ども達の行動には理由があります。

その理由に寄り添い,子ども達の願いを実現していくことが,安心安全を生み出すのです。

そんなことをひたすら考える1週間でした。

ああ,疲れた。

 

そんな中でも息子達の練習を見るためにナラディーアに通い続けた平日の夜は,しんどい中でも私の癒しの時間になっています。

息子達のプレーをのんびりと眺めるだけで心はサッカーへと集中していきますし,寮生なんかはもはや私の息子のような気分です。

間違いなく私が1番ナラディーアに通っている保護者ですね。

 

今日は金曜日。

長男とナラディーアに行くと,料金所のところでユースの保護者さんが声をかけてくれました。

こんなちょっとしたつながりも嬉しいものです。

 

グランドでは二男が元気にプレーしていました。

前回の練習から左足が痛いらしく,今日も少し気にしています。

でも練習を止めなかった二男。

後で二男に理由を聞くと,最後までやりたかったらしいです。

最近の二男はメンタルがサッカーに向いてきたような気がします。

 

ナラディーアではエコノメソッドスクールがフットサル場で行われていました。

バルセロナアカデミー奈良でお世話になった通訳兼コーチの方が声をかけてくれました。

サッカーを通してつながりが続くこともナラディーアが出来たおかげですね。

 

観覧場所でたまたまユースの監督のダリオ氏と奈良クラブの濵田社長が雑談をしていたので,スペイン語も話せないのに片言の英語でちょっとだけ混ぜてもらいました。

スペイン語で楽しそうに会話する二人を羨ましく思いながら,知っている単語からどんな内容かを想像していました。

やっぱり言語はコミュニケーションの基本ですね。

もっと語学の勉強をしなきゃと思っていました。

 

そうこうしていたら,エコノメソッドスクールに通っている子が

「こんばんは!」

と声をかけてくれました。

おちびちゃんの頃から知っている彼も,すっかり小学校高学年になり,ブルーロックのバチラの真似をしてしゃれた髪型をしています。

彼のお父さんもやってきて,久しぶりにおしゃべりをしました。

子どものサッカーを応援するために仕事を辞めちゃうような私と大して変わらない破天荒なお父さんです。

だからいつも面白い話が出来ます。

まさに類は友を呼ぶですね。

 

二男の練習が終わました。

長男の練習はBピッチでした。

移動して観覧席に腰かけました。

こちらは完全に独りぼっちです。

長男はオレアーダをしていました。

今日の長男は簡単にパスを出せる場面でもぎりぎりまでボールを保持してより効果的にパスを出そうとしたり,自分がパスを受けるために必要なスペースを空けようとしたり,積極的に相手の背後に飛び出して行ったりと,自身の課題に向き合っていました。

海外で通用する選手になる。

その目標のために今日も育成真っ最中です。

ユースの練習が終わりました。

顔見知りの選手やコーチと少しおしゃべりをして,ナラディーアを後にしました。

長男と一緒に坂道を下っていくと,奈良の街の夜景がキラキラと光って見えました。

お世辞ではなくすごく綺麗です。

でも私と長男はいつも熱くサッカー談議をしながら帰るので,私たちの心の中はこの夜景以上にキラキラしてたと思います。

 

家に到着しました。

「ただいま!」

と言うとソファーで二男が寝たふりをしていました。

だから無視しました(^^)

「パパ,お腹空いた。」

というので甘い甘いフレンチト―ストを作ってあげました。

家事は面倒なこともありますが,子ども達が元気なら全然問題ないですね。

 

久しぶりのブログ更新でしたが,なんと他愛もない話題。

何かすみません(>_<)