エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
サッカー愛にあふれたうんちく話

Pride of nara

奈良クラブユースはナラディーアでクラブユースの予選リーグに挑みました。

この試合を含めて残り2試合とも連勝すると予選リーグを2位で通過出来るそうです。

相手は昨年度僅差で1度も勝てなかった枚方FCです。

試合結果は,ほぼ奈良クラブユースが主導権を握り続けて,危なげなく勝利しました。

試合後に出場していた長男が

「試合中に相手選手が『こいつら上手過ぎやろ。ボールがとれん。』と言っていたで。」

と言いました。

それほどの進化をしている奈良クラブユースです。

ですが昨年度は決定戦で京都サンガに敗れたときのように,相手の強度がかなり上がるとまだまだ弱気なプレーが出てしまいます。

今日も強いプレスがかかると慌ててしまう選手がいましたし,狭いエリアでの崩しに意図的な連動が生まれていませんでした。

特に気になったのはカウンター対策です。

ポジションを崩して攻撃に出た後のカバーがうまく出来ていないので,そこに残っている選手にボールを運ばれてシュートまでもっていかれていました。

もし相手が京都サンガレベルのフィジカル強度なら失点していたと思います。

次の試合までにカウンター対策は必須だと思います。

長男はCKから先制点のアシストをしました。

フリーキックの精度は課題改善が確実に進んでいますね。

前半から調子が良さそうだったので得点も期待していたのですが,試合時間が残り15分ほどのところで相手とのヘディングの競り合いで左足がけいれんを起こしてしまいました。

たっぷり食べてたっぷり寝ているのに残念で仕方がありません。

長男とは,「自分から普段の練習の強度をもっともっと上げていくこと」と「けいれんを予防するための食事の改善に着手すること」を話し合いました。

試合中はある観客の方に応援歌や手拍子で盛り上げてもらい,試合後の挨拶ではトップチームさながらに掛け声をかけてもらいました。

まさにアカデミーがトップにつながっている証ですね。

ユースの選手達もきっと勇気づけられたと思います。

エンブレムにある「Pride of nara」の通り,誇り高く若者らしくサッカーを満喫してほしいですね。