完璧なサッカー選手がいないように,完璧な人間なんかいません。
完璧な先生がいないように,完璧な人間なんかいません。
完璧な主夫がいないように,完璧な人間なんかいません。
完璧な親がいないように,完璧な人間なんかいません。
でもやっぱり完璧を求めてしまうのも人間です。
隣の芝が青く見えるように自分以外の誰かをうらやみ,自分に劣等感を抱くのは,完璧を求めている証なのだと思います。
もしくは自分だけを認めてほしいという承認欲求が強すぎるのか…。
今日はそんなことを考えてしまう1日でした。
情けないやら,悲しいやら,もどかしいやら。
昨日の夜は二男と録画してあった「SUPER BEAVER」のライブを観ていました。
SUPER BEAVERと言えば映画「東京リベンジャーズ」の主題歌を歌ったことで時のバンドとなっています。
しかし彼らはこれまで順風満帆と言うわけではありませんでした。
大手レコード会社からメジャーデビューした後,思うように売れずに,一度インディーズに戻ったという経歴を持っています。
アルバイトをしながらライブハウスを回る10年間のインディーズ時代を経て,再びメジャーに戻って来たそうです。
そんな彼らだからこそなのか,心に響くメッセージ性の強い歌詞が多いように思います。
私は「人として」が好きです。
今日みたいな気持ちになるとこの歌を聞いています。
私は人としてどんな生き方がしたいのか。
親として,教師として。
歳ですかね(>_<)
すると結局は「かっこ悪い生き方は嫌だな。」に行きつきます。
例えば約束は守るとか,誰かのためにちょっと頑張るとか,自分に矢印を向けるとか。
誰かに期待するのではなく,自分が出来ることを丁寧に一生懸命やる。
かっこ悪くない生き方とはきっとそういう事なんだと思います。
彼らの楽曲「儚くない」で
「慣れないから美しいんだねって笑いながらしぶとく僕は生きていたいよ」
という歌詞があります。
自分に慣れないのも人生で,慣れないから美しいと思えたら,しぶとく生きていける。
確かにそうだと思います。
しぶとく生きる。
実に良い言葉ですね。
明日もしぶとく生きますか。