エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
(仮の題名)「サッカーが大好きな国でプレーするまでの話」

エコノメソッドキャンプ総合MVP

エコノメソッドキャンプ総合MVP

小学校5年生の夏休みになりました。

長男は地区トレセンの遠征で姫路に行きました。そこでJ下部のチームを相手にして圧倒的なプレイを見せました。キックオフから1人で数人を抜いて前進しシュートまでもっていくシーンもありました。私はこのまま終わってしまうことがもったいないと思いました。経済的な負担は百も承知ですが、2度目のエコノメソッドキャンプへのチャレンジを決めました。

今回のキャンプは夏のキャンプでした。さらにはこれまでの2会場開催ではなく全国展開された初のキャンプでした。

長男は久しぶりに再会したスペイン遠征メンバーだけでなく、新しいメンバーの中でも堂々としたプレイを見せていました。

このキャンプのコーチにはあのダリオも来ていました。きっとこのことも私達が掴んだ円だったのだと思います。

真夏のJ-GREEN堺の午前と午後の2部練習は、子ども達だけでなく、参観している保護者もなかなかハードでした。それでも私は練習内容のメモを続けていました。そんな中、春休みのスペイン遠征で子どもと一緒に帯同されていた保護者の方々と知り合うことが出来ました。その保護者の方から「やらないで悩んでいるより、やってから悩んだ方が良い。」とアドバイスをいただきました。私は地方都市であるがゆえに、つい出来ないことを優先に考えていたことに気づきました。これからは思い切って県外のセレクションにも挑んでみようと思えました。

このキャンプからMVPの発表は後日公式サイトでの発表になりました。長男は最終日まで楽しくプレイが出来ました。

私はその日が近づくにつれて緊張が増していきました。

ちょうどその日、長男は県トレセンの練習中でした。私は見学をしていました。私は練習中の長男にMVP獲得を示すサインを送りました。気づいた長男は笑顔になりました。

大阪会場のMVPを獲れましたことで、第1関門はクリアです。次は総合MVPです。他会場のMVPの中で長男が選ばれるかどうかです。

いよいよその日の前日が来ました。その夜、私の元に1本の電話が入りました。その電話はエコノメソッドキャンプ事務局から事前に総合MVPを知らせる内容でした。小学校2年生のバルセロナキャンプでの発見と悔しさ、4年生のエコノメソッドキャンプの驚きと残念、そして5年生のエコノメソッドキャンプでついに念願の歓喜となりました。

このMVP獲得で急速に私達の世界が広がることになります。きっとそれは私達家族が考え方を改め、出来ないことよりも出来ることに目を向けるようになったからだと思います。

 

次回は「鹿島ハイツでのインテンシブキャンプ」です。