3度目のスペイン遠征
6年生になる春休み。長男はMVPの特典で3度目のスペイン遠征に行くことになりました。今回は2回目のマレノストルムカップに参加するだけではなく、スペインの街クラブで1週間のトレーニング参加が出来る個人クリニックも出来ました。この街クラブこそ私が実際に観たあのカンビタレットでしたから縁を感じます。
1年間で3回目のスペイン遠征です。さすがに長男はスペイン遠征に慣れてきていました。顔なじみの仲間が増えているので笑顔で飛行機へと乗り込んでいきました。
今回の大会もアレビンのカテゴリーで参加です。しかし、チームのシステムは確か1-2-3-1を採用していたので、中盤の真ん中でプレイしていた長男は2人のディフェンダーの間に落ちて、ビルドアップを助けることが多くなっていました。長男は遠征のたびに「得点王とMVPを獲る」と意気込むのですが、これまでまったくかすりもしていませんでした。今回もそうです。決してチームに貢献していないわけではありませんが、数字で誰かの目を引く活躍は出来ていません。この大会でもそうなってしまいました。決勝トーナメントには残りましたが、トーナメント初戦でPK戦で負けてしまいました。それも長男は見事に外してしまいました。スペインまで行ってPKを外す長男。ある意味持っています。
大会は終わってしまいましたが、今回はこの後に個人クリニックがあるので中学生キャンプでMVPを獲得した子と一緒にバルセロナ市に残りました。彼は1年前のスペイン遠征でも一緒だったので長男にとっては居心地が良い相手となりましたし、なんとチャンピオンズリーグのFCバルセロナ対ASローマ戦をカンプノウで観ることが出来る幸運も重なりました。この試合は大好きなイニエスタ選手のカンプノウでのチャンピオンズリーグ最終戦になりました。長男は本当に運が良いです。でもとてつもなくチケット代が高くて、正直に言うと私は世界基準に引いていました。
1週間の個人クリニックは午前中に現地のエコノメソッドコーチによるトレーニング、夕方からはカンビタレットでトレーニングの2部構成でした。スペイン語はまだまだ話せませんが、チームの子どもたちとも仲良くなり、最終練習後には「いつかカンビタレットでプレイします。」と挨拶をしたそうです。
2週間にわたるスペイン遠征を終えた長男。日本に帰って来たときにはすっかりスペイン人と化していました。
次回は「バルセロナアカデミー奈良に入会」です。