エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ぶらっと寄り道話

ギフト論

何とかブログが再開できました。

私があまりにITCが苦手過ぎるのでサーバーのお引越しを知人(?)にお願いしていました。

それでもなかなか上手く進まず,結局は元さやに落ち着いたところで再開となりました。

私のブログを読んでいただいている方から,「どうした?」と連絡を頂いたので,改めて私のうんちくが少しはどなたかのお役に立てているのだと分かりました。

今後も不定期になりますが,おじさんのうんちくは継続していきますね。

そして,行動できる方はぜひぜひメールをください。

よろしくお願いします。

 

私事ですが,収入面の問題は度外視して,さらにスクールの担当が2つ増えました。

というか増えそうです。

これによって週6でピッチに立ち,こどもや大人の前でサッカーに関わることになりました。

ピッチ上でうんちくを語っている分には大丈夫ですが,フリーマンやGK等でプレイに参加することが増えたので,錆びついた私の身体は悲鳴を上げています。

特に関節が痛い。

人工芝や体育館は反発が強いので関節にダメージが出ます。

現役最後の頃は練習以上に痛みに苦しめられました。

今回は10年のブランクなので余計です。

選手としてプレイしているわけじゃないですがそれでも負担は大きいです。

さらにこの暑さ。

代謝は良くなりますが,なかなか疲れが抜けない。

家事を優先している生活なので朝寝坊が出来ません。

重たい身体を無理やり起こして家事に取り組むときはかなりのパワーが要ります。

私のパワーの源は何でしょうか。

 

私にとってこの生活は本当に価値があるのでしょうか。

私は数字では測れない価値が存在すると思っています。

それが「豊か」さです。

「豊か」に生きるために必要なものは「お金」とも言えます。

「お金」があれば出来ることが増えます。

手に入るものも増えます。

心配も減ります。

美味いものが食えます。

生活が楽になるかもしれません。

私だってそれなりのお金は欲しいです。

美味いものが食いたいし,世界中を旅してサッカー観戦がしたいです。

でもそれは私にとって最優先ではなさそうです。

なぜなら私は意外と「豊か」だからです。

 

私にとって「豊か」さの基準が目に見えるものではないのかもしれません。

この生活を選んだことで出会えた人がいます。

経験出来たことがあります。

学んだことがあります。

生み出した時間があります。

生きるために工夫したことがあります。

そうやって「豊か」に置き換えられるものを数えてみるとまあまあありました。

きっとこの生活をしていたらまだまだ増えそうです。

 

そこで私は,これまで真面目に教師として生きてきたからこそ,この生活をギフトしてくれたのだと思うことにしました。

自分の価値をお金に換算するのではなく,自分の価値がギフトとして自分に返って来ていると考える。

それだったら私はずっと「豊か」に生きていける気がします。

みなさんにとって「豊か」とは何ですか?