エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
サッカー愛にあふれたうんちく話

サッカーは世界を平和にする

FIFAのクラブワールドカップ2025がアメリカで開催しています。

 

 

つい最近まで年間リーグやCL,EL,ネーションズリーグでバチバチに戦っていた選手たちにとって,この日程は罰ゲームとしか思えません。

オフ期間に休まないことで,ケガのリスクが上がり,サッカーそのものへの情熱を失うことにも繋がります。

昨シーズンは開幕早々,カルバハルやロドリがシーズンを棒に振るケガをしましたが,それも過密日程の影響があると思います。

選手はクラブからしたら商品です。

でも選手は人です。

人がプレイするから感動するのです。

感動の対価がチケット代とするなら,感動できるプレイあってこその対価です。

この大会もその観点ならもう少し考える余地があると思います。

 

そんな気持ちでモヤモヤしながら昨晩はクラブワールドカップ2025を見ました。

でも観客の姿を見て考え方が変わりました。

普段は同じ大陸,同じ国での試合が中心です。

それがこの大会は大陸を超え,国を超え,それぞれのアイデンティティーにプライドを持って試合を行っています。

歓喜する観客。

歌い続ける観客。

肩を組み合って応援する観客。

国の壁,大陸の壁を超えた交流がスタジアムにはありました。

それがクラブ単位で行われている。

国別対抗のワールドカップはどうしても政治的な要素があります。

さらにはナショナルチームであるためにその国に国籍がある限られた選手のみの大会です。

少し遠い存在と言えます。

でもクラブはそもそもが他国籍の集団ですし,ナショナリズムというよりクラブ愛という名の郷土愛しかありません。

まさに自分事です。

そして愛憎劇がすさまじい。

もし奈良クラブがこの大会に出ていたら大興奮します。

 

ちなみに私が観たのはポルトガルのベンフィカ対アルゼンチンのボカジュニアーズです。

会場の雰囲気がやばすぎる。

楽しすぎる。

 

 

浦和レッズもすごい雰囲気を作っていましたし,サッカーはやっぱり世界規模なスポーツだと実感しました。

 

 

この時期の北半球は夏です。

選手や関係者はくれぐれもケガには最善の注意を払って,サッカーの可能性を観客に届けて欲しいと思います。

あ,サッカーの可能性って?

決まっています。

世界平和です!