エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ぶらっと寄り道話

自分の力の使い方

映画で育てる感性

どうでもいい話題です。

まさに真の「寄り道」です。

長男は昔から複雑な物語が苦手で,今でもワイルドスピードとかスターウォーズなどがお気に入りです。

かたや二男は,映画は大好き。楽しそうなものは何でも見ます。

長男は,通信制の高校在籍なので時間割を自分で決められることを活かして,できるだけ映画を観て感性を育てるようにしています。

節約生活ですが,ラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグがどうしても観たいので,wowowと契約しています。

wowowは映画も充実していて,録りだめしています。

さらには,三郷町民になったことで図書館を無料で利用できます。

図書館ではDVDを借りることもできますから好都合です。

週に1度は借りに行っています。

はまった2本の映画

最近,長男がはまった映画が2つあります。

それは「バケモノの子」と「東京リベンジャーズ」です

「バケモノの子」は,細田守監督による長編アニメ映画で,人間界の渋谷とバケモノ界の渋天街を舞台に親子の絆を描いたものです。(Wikipedelia参照)

「東京リベンジャーズ」は,週刊少年マガジンに連載中の漫画が実写映画化されました。不良だった主人公がタイムリープ能力に目覚めて中学校時代へタイムスリップした事を機に,かつての恋人が殺害される運命を変えるべく元凶となる暴走族チームで成り上がる姿を描いています。(Wikipedelia参照)

長男がこれら映画を気に入った理由は分かりやすく,

「かっこええ!!!」

でした。

好みの傾向

でも,長男をよくよく観察してみると傾向があることが分かりました。

長男は,中学校時代に理由が理解できない様々な出来事に対して噛みついていました。

相手からしたらたまったもんではないですが,長男からしたら納得できないものは納得できないのです。

だから,反骨心と言うか,何かに立ち向かって自分を表現することに,憧れと言うか共感があるようです。

この辺りは別の機会にでも綴りますが,この二つの映画にはそんな長男の心を揺さぶるポイントがありました。

誰かのために

一つは「本気になった時に本音が表に現れて誰かのために大きな力を発揮する」登場人物がいる。

二つは「爽快で気持ちがいい」エンディングになっている。

「バケモノの子」は,クマテツが剣に転生し,キュウタの心の剣になる場面があります。

長男にとっては,このクマテツの行動に格好良さを感じるらしく,「いやあ,クマテツはカッコいいわあ。」と笑っています。

「誰かのために自分の力を使う。」

「東京卍リベンジャーズ」は,正直なところ暴力的なシーンは苦手です。

子どもたちには,殴られる痛み,殴る痛みに寄り添えるようになってほしいです。

されはさておき,主人公のタケミチは何度も何度も大切な人を守るために,弱気な自分を奮い立たせて奮起します。

たとえそれが,未来では憎々しい相手であってもです。

長男は「マイキーは本当は悪い奴じゃなくて,大切な人を失ったから,人が変わってしまったんやろな。タケミチに出会ってよかったな。」と感想を言っていました。

「誰かのために自分の力を使う。」

長男は,育成年代を終えて望む場所に行くことができたら,誰かのためにプレーすることが仕事になります。

自分の力を使って,爽快な勝利(エンディング)を届けて,その誰かを幸せにできるかどうか。

その時のために,豊かな感性を磨いていってほしいと願っています。

おまけ

思いっきり寄り道しました。

ちなみに,二男はマーベルが大好き。三男は,ポケモンが大好き。

ヒーローやマスターになれると良いですが…。