エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ぶらっと寄り道話

故郷へ

2時間

今日は所用で地元に戻りました。

長男が山梨の小淵沢町で寮生活をしていたときは片道4時間かけて通っていました。

それが2時間で着きます。

近い。

もはや感覚がマヒしています。

まあ,長男が小学校6年生の時に奈良県にバルセロナアカデミーが出来て以来4年間週1で奈良に通っていたので慣れてはいるものの,さすがに山梨は遠かったです。

そのネタはまたの機会にして今回は寄り道話です。

約1ケ月ぶりの地元です。

良かったことがいくつかあります。

① 後輩との電話

まずは,FCペルソナの立ち上げからのメンバーと久しぶりに話すことができました。

たまたま電話がかかって来たからなのですが,私が新しい生活を始めたことを伝えたらとてもおどいていました。

「すごいですね・・・。」

と言葉を失っていました。

年齢も近い彼とは練習終わりによく飲みに行っていました。

そこでサッカーの話をしたり,ここでは言えないようなしょうもない話もしました。

彼は靭帯を痛めてしまいもうサッカーができる体ではありません。

それでも家族のために仕事を頑張る優しい奴です。

彼が大切にしている奈良のパワースポットを私のために教えてくれました。

ぜひ行ってみようと思います。

② 三男と過ごす短い時間

続いて,三男との再会です。

運動会の代休でたまたま休みだった三男。

生まれてから一緒に過ごした時間は,このチャレンジで三男が一番短くなってしまいました。

11年。

拘りが強い私は三兄弟が学校に通う道の途中まで一緒に歩いていました。

長男と6年,二男と6年,三男と5年…。

三男の小学校生活最後の年は一緒に歩けません。

子どもたちからしたらいい迷惑だったかもしれませんが,私からしたら一緒歩く時間は最高に幸せな時間でした。

その三男とはおしゃべりしたり,本屋で買い物したり,私が作った昼食を食べたりしました。

これまでは当たり前だった時間が今は貴重な時間です。

三男は友だちと遊ぶ予定をしてたので自転車でさっぱりと行ってしまいました。

③ 母親との買い物

最後は,母親との買い物です。

これまで母親は私のよき理解者でした。

私は不器用で臆病で神経質で優柔不断で拘りが強くいい加減な人間です。

いつも母親はそんな私の愚痴やうんちくを「うんうん。」と聞いてくれました。

どれだけ救われたかしれません。

今日は奈良に持っていく物を一緒に買いに行きました。

もともと体が小さいのに背中が少し曲がり,もっと小さくなっていました。

だから「もっと背中を伸ばさな!」と私なりにはっぱをかけました。

孫たちの成長を見届けてもらわないと困ります。

大学時代に1人暮らしをしていた私は,実家からたくさんの仕送りをしてもらっていました。

一緒に買い物をしていると,「こうやって買ってくれていたんやなあ。」と今さらながら感慨深くなりました。

「母さん,ありがとうな。」

いつか

私のチャレンジは,たくさんの理解と支えが無ければできません。

私は本当に恵まれているなと心から思います。

奈良で待つ長男と二男にもいつか私のような気持ちになる時が来るのかもしれません。

そんなことを思いながら車を奈良へと走らせました。