先日,三郷町立の図書館で1冊の本を借りました。
たくさんある中でふと手に取った本が石田衣良さんの「明日のマーチ」です。
仕事を辞めてまで作ったありがたい時間です。
長男が15分間の朝読書をしているように私も読書を始めました。
もともと読書は好きなのですが、わざわざ図書館で借りたのは何年以上かぶりです。
ネタばれは誰かの楽しみを奪ってしまうので.少しだけあらすじを紹介します。
「山形県にある工場で働く若者派遣社員4名は突然会社から解雇されました。夢も希望もない現実に,自暴自棄にもなりますが,マスターと呼ばれる少し年上同僚の誘いで,東京まで歩くことを決意します。」
まだまだ読み始めですが早速私の心に残った言葉があります。
それは「歩き通すことができたら自分だけの夢が見つかるかもしれない」と呟いた同僚へのマスターの一言です。
「いいんじゃないか。歩くことのなかで探すというのが,みんな,頭でばかり考えすぎるんだ。もっと足に考えさせればいい。」
今の私にはとてつもなく響く言葉でした。
やっぱり読書は素晴らしい!