エコノメソッドでプロサッカー選手を育てるまでのブログ
ぶらっと寄り道話

私からの解放

今回も親バカ投稿をします。

 

私はサッカーが好きです。

好き過ぎです。

だから三兄弟がサッカーをしてくれてすごく嬉しい親バカです。

 

息子達がサッカーをするきっかけは長男でした。

私がまだ現役の頃,まだおむつを付けた長男を練習や試合に連れて行きました。

きっと長男はそこでサッカーに関心を持ったのでしょう。

家でボールを蹴るようになりました。

そこからはあっという間でした。

長男がサッカーをしているから二男も。

長男と二男がサッカーをやっているから三男も。

そんな感じでサッカーをすることが当たり前になってしまいました。

小さい頃はそれで良かったのです。

 

でも徐々に子どもたちのサッカーに求めるものが大きくなり,子ども達は私の期待に応えることが重荷になっていったのだと思います。

特に二男と三男はかわいそうでした。

自分の意志も無く気がついた時にはサッカーをさせられていたのですから。

二男は地区トレセンに落ちたし,ワーチャレセレクションも落ちたし,ジュニアユースのチームも落ちたし,ユースのチームも落ちました。

三男も地区トレセンに落ち,ワーチャレセレクションも落ちました。

三男はサッカーすら辞めかけました。

その理由は間違いなく私にやらされたからです。

 

ユースに落ちた二男は地元に戻ることに決めました。

二男なりに色々と考えた結果,地元の高校でサッカーを続けることにしたのです。

ようやく二男は自分で自分の進路を決めることが出来ました。

二男はすっきりとしたのでしょうね。

チームの練習でも今までにないぐらいのびのびとプレーし始めました。

 

そんな矢先の骨折でした。

運命というのは時に意地悪なものです。

でも二男は骨折を期に

「サッカーは辞めない。また絶対にプレーする。」

と言うようになりました。

チームの試合も

「観に行きたいから送って欲しい。」

と頼んでくるようになりました。

まさに怪我の功名です。

二男はこんな形でサッカーを辞めることは嫌だったのです。

 

私にやらされるのではなく,自分の意志でサッカーをやることを選んだ二男。

二男が無事に地元で高校生になれたら,私は二男のプレーを近くで観ることは出来なくなります。

今の三男と同じ状態です。

私からの解放。

きっと私は二男がサッカーをしているだけで嬉しくて仕方がなくなるでしょうね。

結局,私はいつまでも子離れできない親バカなんです(>_<)