昨日の8月14日は長男の誕生日でした。
16年前に生まれた長男。
当時の私は仕事で最大の挫折をしていました。
因果応報と言うか,自業自得と言うか,若気の至りと言うか,とにかく教師として情けない限りの時期でした。
そんなときに長男が誕生したのです。
当時の私は自分の現状を誰かのせいにして言い訳ばかりしていました。
でも長男が誕生したことで私の考え方は激変しました。
「親の子への無償の愛情。」
小さな身体で必死に生きる長男を抱いたときに,親としてこのままではいけないと思いました。
「まずは親の立場に立つこと。」
この考え方を持てたことで,様々な生活背景の子ども達に対する接し方が変わったことは間違いありません。
長男の誕生は,私の希望であり,私の戒めでもあります。
親は子どもを愛している。
子どもは親に愛されたい。
自分の指をぎゅっと握ってくる長男の小さな手を私は忘れません。
あれから16年。
たくさんの失敗を繰り返しました。
それでも続けられたのは長男のおかげです。
やっぱり私にとって814は特別ですね。